11日に行われる西武とのオープン戦（ベルーナドーム）に登板し、3～4イニングを投げる予定だ
この試合は、開幕まで3週間を切った状況での重要なアピール機会と位置づけられている
伊原投手は、「どんどん強気に攻めるだけ
もちろんアピールしないといけない立場ですし、どんどん試合で自分の持っているものを出さないとダメだと思います」と語り、意気込みを示した
先日は教育リーグ・オリックス戦でプロ初先発を果たし、2回を1安打無失点と好投
これにより、開幕ローテーション争いに名を連ねるチャンスをつかんだ
伊原投手は、これまでの2試合で3イニングを投げ、自責点0という順調なスタートを切っている
体調不良のため練習を一時中断していたビーズリー投手が問題なく開幕を迎えることができれば、デュプランティエ投手、伊藤将投手、富田投手などと「ローテ6枚目」の座を争うことになる
西武戦は、先輩として後輩の渡部聖弥外野手（22歳）との真剣勝負も注目される
渡部選手は大商大時代の伊原選手の2学年後輩であり、9日の楽天戦で2安打3打点を記録するなど勢いに乗っている
伊原選手は、「1人の相手バッターとして攻められたら
『絶対どこかで当たるだろうね』と話はしていたので
そこは楽しみかなと思います」と対決への期待を膨らませた
この日は甲子園で投手指名練習に参加し、短いダッシュを行うなどしながら調整を進めた
開幕1軍入りへのサバイバルレースが続く中、伊原選手の気合は変わらず、「1月からずっとスイッチは入っているし、抜けたことは一度もない
とにかく今まで通り、開幕1軍を目標にしている」と目標を掲げた
伊原投手がこの貴重な登板を成功させ、ローテーション入りの可能性を高めることが期待されている
阪神タイガース育成ドラフト3位の早川投手も、11日の西武戦に登板予定
彼は「支配下の枠も限られているので、いち早くアピールしたい思いがある
工藤みたいな圧倒的なスピードはないので、持ち味を出すことが大事だと思います」と意気込みを語った
今回の伊原投手の初先発は、今シーズンの阪神タイガースにとって非常に重要な試合となりそうです。若手選手が台頭し、ローテーション争いが熾烈になる中での彼の活躍は期待されます。特に、後輩との対決に注目が集まり、個人の成長がチーム全体に良い影響を与えることを願っています。伊原選手の意気込みも素晴らしく、彼のパフォーマンスに期待が高まります。
キーワード解説
- ドラフト1位とは？野球のプロ選手選びで最も優れた選手に選ばれること。
- ローテーションとは？野球チームが試合を行う際に、先発投手を順番に起用すること。
- 無失点とは？投手がイニングの中で得点を与えないこと。
- エースとは？チームの中で最も優れた投手を指す呼び名。
