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巨人・田中将大投手が震災14周年への思いを語る

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 巨人・田中将大投手(36)が10日、2011年の東日本大震災から14年を迎えるにあたり、被災地への思いを込めたコメントを発表しました

田中投手は当時、プロ野球チーム楽天に所属し、シーズン開幕を目前に控えていました

 「2011年3月11日は、楽天でプロ5年目のシーズン開幕を迎えようとしていた時期でした

宮城に戻り、訪れた被災地の光景は今でも忘れられません」という言葉で始まるコメントでは、震災の記憶とそこからの復興に向けた希望が綴られています

田中投手は、被災者を思う気持ちを胸に全力でプレーし、「東北のみなさんに何とか勝利を届けたい」と強く願って戦ったことを振り返りました

 2013年、田中投手は19勝5敗、防御率1.27という素晴らしい成績を残し、球団史上初となる日本一の原動力となりました

また、その年に対戦した巨人での今シーズンを迎えるにあたり、「ユニホームは変わりましたが、僕を育ててくれた東北への思いは変わりません」と決意を新たにしています

 選手としてのキャリアを重ねる中で、「震災を風化させないために、これからも自分に何ができるのかを考え、行動していきたい」と語る田中投手

プロ19年目の今季も、1試合、1球に気持ちを込めて投げ続ける姿勢を示しています

 田中将大投手の言葉は、震災の影響を受けた多くの人々にとって、その記憶を再確認させるものです。東北に思いを馳せながらプレーする姿勢は、彼自身のプロとしてのプライドだけでなく、人間としての温かさも感じられます。このような選手がいることは、地域の人々にとって大きな励みとなるでしょう。
キーワード解説

  • 東日本大震災とは? 東日本大震災は、2011年3月11日に発生した日本の大地震で、津波や原発事故を伴い、多くの人命と資産が失われました。
  • 防御率とは? 防御率は、投手が与えた失点による成績を表し、数字が低いほど良い投手とされます。
  • 日本シリーズとは? 日本シリーズは、プロ野球の日本一を決定するための試合で、セリーグとパリーグの優勝チームが対戦します。

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