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ソフトバンク・前田純投手、長崎でオープン戦初先発へ向けた思い

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ソフトバンクの前田純投手(24)が、3月11日に行われる巨人戦でオープン戦初の先発登板を果たすことが決まった

舞台となる長崎では、昨季限りで現役を引退した和田毅氏(44)との合同自主トレーニングを行った思い出がある

今季ここまでの実戦で、計9回を無失点、4安打に抑える安定した投球を見せており、開幕ローテーション入りをかけた戦いが注目されている

合同自主トレでの過去と成長

前田投手は2022年の育成ドラフト10位で入団し、和田毅氏から学び始めた

入団時の体重から6キロ増加した身体づくりには、食事制限を含む「食トレ」と称される厳しいトレーニングがあり、体幹トレーニングも行ってきた

これらは投球に生かされる体の使い方を習得するための重要な要素である

師匠との絆と次世代への思い

和田氏は昨季引退したが、今年の自主トレに参加した際には「鬼コーチ」として指導を続けてくれた

前田投手は、15日の日本ハム戦に向けて「和田さんが投げる前に自分の成長した姿をお見せしたい」と意気込みを語った

これは、恩返しの一環でもある

開幕ローテーションを巡る競争

開幕ローテーションには6枠があり、現在残る2枠を巡る争いは白熱している

前田純選手の他には、東浜、伊藤、大津、松本晴の5投手が競争を繰り広げている中、彼の安定した投球は際立っている

過去の試合では3回を無安打・5奪三振という内容を残した

今後の展望

倉野コーチは「今週の打席は重要で、全てが決まるわけではないが、方向性は見えてくる」とコメント

前田投手自身も「気負わずに頑張ります」と意気込んでいる

思い出深い長崎で初の開幕ローテーション入りを果たすことができるか注目される

前田投手の成長と彼のプロ生活における意義を感じさせるニュースだ。特に、長崎という場所での先発は彼にとって特別な意味を持つだろう。成功を収めることができれば、師匠である和田氏への恩返しにも繋がる。
キーワード解説

  • オープン戦とは? オープン戦は、プロ野球のシーズン前に行われる試合で、選手の調整や新戦力の評価を目的としています。
  • ローテーションとは? ローテーションは、投手の先発順を示すもので、各投手が登板する順番を決めることによって、チームの戦略を立てます。

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