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楽天・三木監督が語る、震災14年目の試合への特別な思い

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 楽天の三木肇監督が10日、震災から14年を迎える3月11日に行われるヤクルトとのオープン戦を前に、静岡市の草薙硬式野球場で記者会見を開いた

監督は「東北で震災があった3月11日に試合をするのは、正直特別な思いもある

東北のプロ野球チームとしてしっかり胸に刻んで戦いたい」と語り、震災の記憶やその影響についての思いを語った

 2011年に発生した東日本大震災の影響は、依然として地域に根強く残っており、三木監督はその影響を直に感じている

彼自身、震災当時は日本ハムの2軍内野守備走塁コーチとして活動中で、神奈川県横須賀市の球場で揺れを感じたという

津波の恐れから避難を余儀なくされた経験を持ち、また1995年の阪神・淡路大震災での被災者でもある三木監督は、震災の怖さを身をもって知っている

 彼は2019年に楽天の2軍監督に就任し、復興支援を行ってきた経験もある

特に、岩手県陸前高田市で行われた試合では、「何か届けられるようにと行くんですけど、逆にパワーをもらえた」とし、地域の復興が進む様子を見て感動を受けている

それが彼の言葉にあるように「希望の街」に映る

 楽天は2013年にパ・リーグを制し、日本一に輝いた

その感動は今でも忘れられないが、「星野監督を含めて、なかなかマネできないけど、僕たちも自覚を持ってやっていくことが大切」と再び地域に喜びを届けることの重要性を語った

特別な試合でまずは白星をつかみ、地域への感謝と希望を届けることを目指す

震災の記憶が新たな出発点となる中で、楽天の三木監督が特別な意味を持つ試合に臨むことは、選手たちにとっても感情を高める要因となるでしょう。地域の希望を背負う彼らが、どのように復興を後押ししていくのかが注目されます。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:オープン戦は、プロ野球チームがシーズン前に行う展示試合のことで、選手を試す機会となる。
  • 復興とは?:復興は、被災地が元の生活に戻ることを指し、特に震災後の地域社会が再生する過程を表す。
  • パ・リーグとは?:パ・リーグは、プロ野球のリーグの一つで、西日本を中心に6つのチームが所属している。

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