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ヤクルト・嶋基宏ヘッドコーチ、震災14年を振り返り感謝の思いを語る

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ヤクルト・嶋基宏ヘッドコーチ、東日本大震災14周年を振り返る

2025年3月11日、東京ヤクルトスワローズのヘッドコーチである嶋基宏氏(40歳)が、東日本大震災から14年が経過したことを受け、報道陣に貴重な思いを語りました

彼は「忘れられない日ですね

今着ているユニホームは違いますけど、忘れたことはないですし、これからも忘れることはないなと思います」と心情を述べました

震災が発生した2011年、嶋コーチは宮城県を本拠地とする東北楽天ゴールデンイーグルスの選手会長を務めており、特に復興支援活動に力を入れていました

その中でも、2011年4月に行われた事前試合では、「見せましょう、野球の底力を」と力強いスピーチを行い、多くの人々に感動と勇気を与えました

スポーツが人々に与える影響力の大きさを実感した瞬間でした

嶋コーチは「やはりあれだけの多くの方に感動とか勇気を与えられるというのは、本当にスポーツの魅力だと思いますし、今はスワローズの一員として、ああいう感動をファンの方々に与えられるような、そういうチームを作っていきたいなというふうには思います」と、チームへの思いを強調しました

彼は2020年シーズンからヤクルトでプレーし、2022年に現役を引退

その後は、指導者としても同チームで多くのファンに感動を提供しています

この日は、なんと彼の古巣である楽天とのオープン戦が行われ、嶋コーチは「何かの縁かなと思います

僕がいまプレーすることはないですけど、スワローズの若い選手が、グラウンドで動き回ってるところをファンの方々に見てもらえたらと思います」と、選手たちへの思いを語りました

嶋基宏ヘッドコーチが震災14年を振り返る姿は、スポーツの力がどれほど多くの人の心を動かすかを再認識させてくれます。彼の言葉には、過去の経験と今の責任感が表れており、選手たちにも良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • ヘッドコーチとは?:ヘッドコーチは、スポーツチームの指導者の中で最も重要な役割を担うポジションで、選手たちの戦略やトレーニングを統括する責任があります。
  • 復興支援とは?:復興支援は、災害や事故の被害を受けた地域の再建や復活を手助けする活動で、通常は物資供給、資金援助、心理的支援などを含みます。

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