0-0のまま迎えた5回、阪神育成ドラフト1位で、7日に支配下登録されたばかりの工藤泰成投手(23=四国IL徳島)がマウンドへ上がった
工藤投手は、先頭の源田に対して156キロの直球を投げ込み、見逃し三振を奪った
その後、4球目の153キロ直球で二ゴロにし、続く長谷川をフォークで遊ゴロに仕留めると、最後は西川を154キロの直球で再度遊ゴロに抑え、3者凡退の完璧な投球を見せた
秋田出身の工藤は、小学3年生の時に東日本大震災を経験
その時は「ガスとろうそくで何とかし、食料はどこでも手に入らない状況でした
家族と一緒に鍋を食べることでしのぎました」と振り返る
この日、彼は「津波に遭った地域だけでなく、東北全体で頑張ろうという形で震災の記憶を忘れられない
東北人として頑張る姿を見せて、復興が進まない地域に元気を送りたい」と意気込みを語った
今回の好投で、工藤はデビューから6試合連続無失点を記録
このまま彼の無双が続く様子に、故郷の完全復興を願うファンたちの期待も高まる
工藤選手のピッチングは驚異的で、特に156キロの直球は圧巻でした。震災の経験を胸に秘め、一生懸命に復興を祈る姿勢が印象的です。今後の活躍にも注目です。
キーワード解説
- 育成ドラフトとは?
- 直球とは?
- フォークとは?