この試合は静岡・草薙球場で行われ、藤井投手は自身の実力を試す場となったが、思わぬ結果となった
初回の苦戦
試合は初回から始まり、藤井投手は1点を先制されると、続いて2死満塁のピンチを迎えるここで北村恵選手に138キロの直球を打たれ、走者が全て生還する左越え適時二塁打を許してしまった
昨季は11勝を挙げた実力派左腕だが、この日ばかりは調子が出なかった
投手の反省と次への決意
藤井投手は試合後、「ストライクを取りにいったところを捉えられた」と反省のコメントを述べた自分のやりたい投球ができた部分もあるが、結果が伴わなければ意味がないと、自らを厳しく評価した
続けて「次からは、ストライクを取るだけでなく、コースを狙って取りに行く必要がある」と、次回登板への誓いを語った
その後の投球内容
藤井投手は試合の2回以降、高めを有効に使うことを意識し、4回までの3イニングは無失点で切り抜けたしかし、最終的には4回で6安打を許し、4失点という内容に
「次こそは挽回し、しっかりとアピールできるように」と力強く語った
今回の藤井聖投手の試合は、初回の失点が目立ちましたが、続くイニングで改善を見せたことはプラスです。オープン戦はチームの調整期間であるため、これを進化させるチャンスと捉えて次回に生かしてほしいです。
キーワード解説
- オープン戦とは? プロ野球のシーズン前に行われる試合で、選手やチームの状態を確認するための非公式な試合のことです。
- 左越え適時二塁打とは? 打者が左側にある外野にヒットを打ち、走者が生還することで得点が入ることを指します。
- ストライクとは? 投球が打者の打席においてストライクゾーンに入ったボールのことを指し、イニング中に打者に有利な状況を作るために必要です。