右脇腹の痛みで遅れていた彼は、最速153キロを記録し、6回の1イニングを三者凡退に抑えるという完璧なデビューを飾りました
昨シーズン、台湾リーグで最優秀選手（MVP）に選ばれ、マックス157キロを記録した「火球男」として知られる古林投手は、その直球を軸に全ての打者を打ち取り、外野に飛んだ打球は一つもありませんでした
球数はわずか11球にとどまり、「少ない球数で打ち取れた
球速も悪くなかったが、今後もっと上がると思います」と試合後、充実感を表しました
この日の試合を受けて、新庄剛志監督（53）は「打者がその直球に差し込まれるイメージだ」と高く評価
古林投手の強心臓ぶりについても「堂々として、楽しく投げている表情がうれしかった」と称賛の言葉を送りました
今後の実戦ではイニングを増やしていく予定とのことですが、シーズンでの起用法について新庄監督は「中継ぎをしたら勉強になる
他の先発陣の出来にもよるけれど、中継ぎで日本の野球を経験させる方法もいいかもしれない」と構想を語りました
今回の古林投手のデビューは、彼の将来のみならず、日本ハムファイターズ全体にとっても非常に良い兆しを示すものでした。直球が打者を圧倒し、監督からも高評価を得たことで、チームに新たな刺激を与える可能性が高いと考えられます。彼の今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 新外国人選手とは？外国から加入した選手のことで、異なるリーグでの競技経験を持つため、新たな戦術やプレースタイルをチームにもたらすことが期待されます。
- MVPとは？Most Valuable Playerの略で、スポーツリーグにおいて最も価値のある選手に贈る賞です。これはそのシーズンでの選手の優れたパフォーマンスを表彰するものです。
- 中継ぎとは？試合中に先発投手に代わって登板する投手のことを指します。試合の流れを調整する役割を担っており、特に重要な場面で登板することが求められます。
