この試合は、オリックスにとって3月に行われた対外試合の8試合目であり、待望の初勝利となった
試合の序盤、オリックスのドラフト1位ルーキー・麦谷選手(富士大)が「1番・中堅」として起用され、初回に中日の開幕投手に内定している高橋宏投手の153キロの直球を捉え、左中間を破る二塁打を放った
この打撃で麦谷選手は出塁し、続く場面で頓宮選手が二ゴロを放ち、その間に先制のホームを踏むことに成功した
5回に入ると、オリックスは1死一塁の好機を迎え、再び麦谷選手が高橋投手の148キロの直球を捉え、右翼手ブライト選手が打球を目測を誤り、これが記録上は二塁打となった
この好走で二、三塁の好機を築き、続く来田選手の左翼への2点適時二塁打が飛び出した
投手陣に目を向けると、先発のエスピノーザ選手は5回を投げ、わずか2安打無失点という安定した投球を披露した
彼は開幕2カード目のロッテ戦での先発が見込まれており、チームとしても順調な仕上がりが伺える
この後、6回から登板した椋木選手も3点を失うものの、9回まで投げ切り、試合を締めくくった
オリックスが中日に対してオープン戦で初勝利を収めたのは、選手たちが実力を発揮した結果だと言える。特にルーキー・麦谷選手の活躍が目立ち、オリックスの未来に希望を持たせる内容だった。このオープン戦での勝利は、選手たちの士気向上にも寄与するだろう。
キーワード解説
- 二塁打とは?:内野の二塁に達するヒットのこと。内野手や外野手によって打たれた打球が一塁を回って二塁に到達するため、チャンスを広げる重要なプレーです。
- 直球とは?:投手がスピンをかけずにまっすぐ投げるボールのこと。基本的な投球の一つで、速球系の球種として打者にとっては打ちにくい球でもあります。
- 適時打とは?:打者が出塁しているランナーを得点させる目的でヒットを打った場合の呼び名です。特に得点につながることで、試合の結果に大きな影響を与えます。