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楽天・則本昂大投手がオープン戦に登板、課題を抱えつつも前進を誓う

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(オープン戦、楽天3-5ヤクルト、11日、静岡)昨年10月に右足首の手術を受けた楽天・則本昂大投手(34)が、オープン戦に復帰し五回から登板しました

則本投手の投球は1回3安打1四球1失点という内容で、順調な回復を示す分、一方で課題も浮き彫りになりました

登板の内容と課題

則本投手は、試合の五回1死から投球を開始しましたが、武岡選手に右中間三塁打を許し、続いて浜田選手に中前適時打を打たれてしまいました

これでオープン戦3試合連続で失点を喫しており、「投球フォームの安定性」を今後の課題として挙げました

投球フォームとは、投手がボールを投げる際の身体の動きのことを指し、これが不安定だと良い結果を得ることが難しくなります

震災からの思い

試合後、則本投手は東日本大震災から14年が経過したことに触れました

彼は「忘れてはいけない特別な日」とし、現在も2万8000人の方が避難生活を送っていることを忘れてはいけないと強調しました

日常生活を送る中で野球ができることの重要性を噛みしめ、不安定な状態を乗り越えていく決意を示しました

チーム状況について

この試合を終えた楽天は3-5で敗れ、3連敗となっています

三木監督は、則本選手を含むチーム全体の状況について「このまま進めて開幕を迎えていいのか、自問自答する」と発言し、チームの立て直しが求められる状況であることを示唆しました

則本投手のオープン戦再登板は、回復の兆しを見せる一方で、課題も明らかになった重要な試合でした。過去の震災への思いを持ちながら、彼がどのようにフィールドでの課題を克服し、調子を上げていくかが今後の注目です。
キーワード解説

  • 則本昂大とは?プロ野球選手で、実力派投手として知られる楽天のエースです。去年右足首の手術を受け、復帰を目指しています。
  • 投球フォームとは?ボールを投げる際の身体の動きや姿勢を指し、正しいフォームが求められます。これが不安定だと成績に影響します。
  • オープン戦とは?プロ野球のシーズン前に行われる試合で、各チームが選手の調子や戦略を確認する場です。

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