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青柳晃洋、フィリーズでのメジャー開幕を目指し連続無失点投球を達成

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阪神からポスティング制度を利用してフィラデルフィア・フィリーズに移籍した青柳晃洋(31)が、10日(日本時間11日)に行われたミネソタ・ツインズとのオープン戦で7回から登板し、見事なピッチングを披露した

チームが4-0とリードしている7回に登板した青柳は、1イニングを無安打無失点に抑え、これで4日のニューヨーク・ヤンキース戦に続き、2試合連続の無失点投球となった

これにより、彼のメジャー開幕ロースター入りの可能性が高まった

青柳は、オープン戦での通算成績が爪痕を残し、特に彼の特徴的な投球スタイルであるサブマリン(低いドロップとスライダーを多用する投法)が好調を維持している

中継ぎ投手のマット・ストラーム(33)が左肩の故障により開幕ロースターから外れる見込みであるため、青柳にとってこの機会は大きなアドバンテージとなるだろう

この試合では、青柳は先頭バッターのハリソン・ベイダーを94.6マイル(約152.2キロ)のストレートで三振に仕留め、続けて打たれたマシュー・ワルナーを二ゴロ、カルロス・コレアには四球を与えたものの、ブライアン・バクストンを打ち取り無失点に抑えた

青柳は21球中11球をストライクとし、制球力を見せたことが評価された

地元のフィラデルフィア・インクワイア―紙は、青柳のこの無失点投球を称賛し、彼の存在感が急浮上していると報じている

また、NBCスポーツのフィラデルフィア局は、ストラームの故障が青柳にチャンスを与える可能性を伝えた

ストラームは昨季66試合に登板し、防御率1.87で6勝2敗、3セーブ18ホールドを記録しており、オールスターにも選ばれた実績を持つ重要な選手である

ストラームが開幕を迎えられないとなると、その位置には青柳が入り込む余地が生まれる

青柳晃洋選手の無失点投球は、彼がメジャーの舞台に足を踏み入れるための重要なステップです。特に中継ぎ投手の競争が激化する中で、青柳の調子が良いことは明るい兆しです。彼の今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • ポスティング制度とは?
  • サブマリンとは?
  • 中継ぎ投手とは?

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