この試合では彼の特徴的な球種であるツーシームを封印し、3回を1安打無失点という成績を収めました
床田選手は試合後、「ツーシームは投げられる状態
いろんな球種でストライクやファウルが取れた
やりたいことはできた」と満足感を示しました
ツーシームは、スピンの少ないボールを投げることで、バッターにとって打ちにくい球種ですが、この日は違う球種を使い分けることで打者を翻弄しました
最速143キロに達した直球を中心に、緩急をつけたパームやカーブを巧みに扱い、的を絞らせなかった床田選手
初回には記録的なピッチを見せ、オースティン選手を内角直球で三ゴロに打ち取るなど、強力なバッターたちに対しても優れた制球力を発揮しました
3回の先頭打者・梶原選手には108キロのパームを投げ、見逃し三振に斬りました
次回の登板日については、まだ明確にされていませんが、現時点では3週間後の4月1日に行われるヤクルト戦が濃厚と見られています
新井監督も、床田選手の仕上がりについて「前回(ロッテ戦)よりもまた一つ上がっているんじゃない?何も言うことはない」と、その成長を称賛していました
今回のオープン戦での床田選手の活躍は、シーズンに向けた非常にポジティブな兆しと言えるでしょう。彼はさまざまな球種を持っており、それを使い分けることで打者を混乱させる能力に長けています。次回の試合に向けた準備が進む中で、さらなる成長を期待したいです。
キーワード解説
- ツーシームとは?:ツーシームは、野球においてピッチャーが投げる種類のボールで、ボールの回転が少なく、バッターにとって打つのが難しい球種です。通常、ボールがストレートに見えるものの、バッターのバットに当たる直前に鋭く変化します。