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侍ジャパン初選出のDeNA・梶原昂希が注目される理由

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WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)開幕まで残り1年となる中、侍ジャパンは新たなメンバーに期待を寄せています

今回の侍ジャパンには、メンバー28人のうち20人が初選出というフレッシュな顔ぶれが揃いました

その中でも、DeNAの梶原昂希選手(25)に対する期待が特に高まりを見せています

DeNA・梶原昂希 パワーとスピードを併せ持つ大器

松坂大輔氏は、梶原選手について「スケールの大きさを感じるし、力をつければメジャーでもできるのではないか」と強く評価しています

昨年、シーズン中盤からレギュラーに定着し、通算91試合に出場した梶原選手は、99本のヒットを放ち、打率は2割9分2厘を記録しました

さらに、日本シリーズでは全試合でヒットを放ち、チームが日本一となる立役者となりました

このシーズンを振り返り、梶原選手は「交流戦から徐々に調子を上げて、いつの間にかシーズンが終わったと感じました」とコメントしています

松坂氏は「自分が目指している選手像はありますか?」と尋ねると、梶原選手は「もちろんソフトバンクの柳田悠岐選手を目指しています

トリプルスリーの達成は難しいと思いますが、彼のような選手に近づければと思っています」と答えています

トリプルスリーとは、シーズン中に30本以上のホームラン、30本以上の盗塁、そして打率3割以上を達成することを指します

これは非常に難易度の高い feat(偉業)であり、過去には多くの選手がこの目標に挑戦してきました

目指すは「何なん?こいつ」 フラフラっと上がってポンッ

豪快なプレースタイルとは裏腹に、梶原選手の理想は「バッテリーに『何なん?こいつ』と思わせる」ことです

これは、スラッガーとしての自覚を持つ一方で、ヒットを取るために多様な打撃スタイルを駆使するということです

特に「フラフラっと上がったフライがレフト前にポンッと落ちる」という打球の形を目指しているとのこと

梶原選手は「試合中は“ヒットはヒット”と思って打っています」と述べ、実際に彼が打っていた球種は、一般的に難しいとされるインコース高めの球

一般に、インコース高めは差し込まれやすく難易度が高いとされているが、梶原選手はこのコースで4割4分4厘という驚異的な数字を残しています

その打撃力の高さは、多くの専門家からも注目されています

梶原選手のパフォーマンスには、今後の成長が期待できる要素が多くあります。特に、パワーとスピードを兼ね備えた選手として、侍ジャパンでどのような活躍を見せるのか、ファンからも注目されています。彼のような選手が若い世代に夢を与え、野球界全体の活性化につながることを期待します。
キーワード解説

  • WBCとは? ワールド・ベースボール・クラシックの略称で、世界中の野球国が参加する国際大会です。
  • トリプルスリーとは? シーズン中に30本以上のホームラン、30盗塁、そして打率3割を達成する難易度の高い偉業です。

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