阪神OB掛布雅之氏、東日本大震災の被災地を訪れ未来の希望を託す

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2025年3月11日、東日本大震災から14年が経ち、阪神タイガースのOBである掛布雅之氏(69)が初めて宮城県気仙沼市を訪れ、地域の子どもたちと交流を図りました

震災で家族7人を失った千葉清英氏(55)が経営する「気仙沼フェニックスバッティングセンター」で、掛布氏は未来を担う子どもたちへの希望を語りました

交流イベントの様子

掛布氏は、バッティングセンターで子どもたちと対面し、温かい指導を行いました

「今のいいよ!」「サイコー」「オ~、君は体が強いね~」といった言葉で、緊張気味の少年たちを励ましながら、身ぶり手ぶりを交えて指導が進められました

バッティングセンターの背景

気仙沼フェニックスバッティングセンターは、津波の影響で家族を失った千葉氏が、生き残った長男を勇気づけるために、震災から3年後にオープンさせた施設です

7つの打席は亡くなった家族の分を意味しており、千葉氏はこの場所を通じて子どもたちに夢を持たせようとする思いを語りました

掛布氏の思い

掛布氏は「東北にはまだまだ苦しいことが多い」と語りながら、「ここからプロ野球選手が育てば、すごく夢がある」と未来への希望を示しました

また、震災が起きた午後2時46分には、地域の人々とともに黙とうを捧げ、震災の記憶を風化させない重要性を強調しました

地域への期待
掛布氏は、子どもたちが復興の象徴となり、甲子園や将来的にはメジャーリーグで活躍することを願っています

千葉氏も掛布氏の訪問に感激し、この場所を子どもたちが楽しめる場として維持していく意志を表明しました

今回のイベントは、地域の復興の象徴的な意味合いを持っており、掛布雅之氏の訪問は地元の子どもたちに勇気を与えたと思います。震災の記憶を忘れず、未来を育てるために、このような取り組みが続けられることを願います。
キーワード解説

  • プロ野球選手とは? プロ野球選手とは、日本のプロ野球リーグでプレーする選手を指します。多くのファンに支えられ、国内外で活躍することが期待されています。
  • 甲子園とは? 甲子園は兵庫県にある高校野球の聖地で、多くの選手がここでの活躍を目指しています。全国大会も開催され、優勝校には大きな名誉が与えられます。

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