2年連続で開幕投手を務める今井選手は、最速155キロを記録し、開幕に向けて着実に仕上げを進めている
今井選手は春季キャンプ明けで最長のイニングを投げる中で、どれだけパフォーマンスを引き出せるかに集中
新たに取り組んでいる脱力フォームによって、阪神の打線を巧みに翻弄した
初回は簡単に三者凡退に抑え、続く二回にはこの日最速となる155キロの直球で先頭打者・森下を空振り三振に斬るなど、その内容は目を見張るものがあった
監督の西口氏も「力を入れるときの力感はすごい、見ていて分かる」と手応えを感じている様子
この日は、打者によって力の入れ具合を変えるような緻密な配球が功を奏し、今井選手は「1イニング、1アウトでも長く投げるというのは頭に置いている」と自らの進化を実感しているようだ
次回の登板は、3月21日に予定されている横浜DeNAベイスターズとのオープン戦
この試合が開幕前最後の登板となることが見込まれており、今井選手は「自分に厳しくしっかり追い込んで、いいパフォーマンスを見せたい」と、さらなる成長を誓った
今井達也選手の今シーズンのオープン戦でのパフォーマンスは、開幕に向けた期待感を高める内容でした。特に、脱力フォームによって実現したスピードとコントロールは、試合の中で彼の成長を感じさせました。次回の登板も注目です。
キーワード解説
- オープン戦とは？春季キャンプの成果を試すために行われるプロ野球の試合で、各チームが本番に向けた調整を行う。
- ピッチングとは？投手がボールを打者に投げる技術のことで、速度やコントロールが重要視される。
- 脱力フォームとは？身体に余計な力を入れず、リラックスした状態で投球するフォーム。安定した球の質を生む。
