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巨人・吉川尚輝、オープン戦で強力なパフォーマンスを披露

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◇オープン戦 巨人4―3ソフトバンク(2025年3月12日 みずほペイペイD)巨人の吉川尚輝内野手(30)が3月12日のソフトバンクとのオープン戦において、「3番・二塁」で出場し、初回にオープン戦1号の先制2ランを放つなど、打撃面で目立った活躍を見せました

吉川選手は4打数4安打3打点という成績を収め、順調な仕上がりを示しています

打撃の要素と結果

初回の右越え2ランホームランを皮切りに、吉川選手はその後も3回の決勝打を含む全てのイニングで得点に絡みました

この決勝打はバットを折りながらも放たれたもので、勝負強さを感じさせる一打でした

昨季はゴールデングラブ賞を受賞した吉川選手は、二塁守備でもしっかりとしたプレーを見せ、ファンの期待に応えています

オーダー固定と打順の重要性

阿部監督は、「いい調整をしてくれている」とし、約2週間後の本番を見据えたオーダーで、吉川選手を3番に固定する考えを明らかにしました

昨季は全試合出場し、自己最高の打率・287を記録、更にチーム最多の56試合で3番を務めました

「どの打順でも後ろにつなげたり、そういうふうに心がけてやっていきたい」という吉川選手の意識も、さらなる成長を期待させます

打撃練習のルーチン

吉川選手が取り組んでいるのは、打撃練習前のティー打撃です

彼は置きティーを使い、様々なバットの持ち方とボールの位置を変えながら練習しています

このルーチンは昨季の不振(打率・256)を経て思い切って取り組み始めたものであり、現在も続けています

亀井打撃コーチは「迷いがない」とその成果を称賛しています

守備力の維持と目標
守備面でも、吉川選手は初回から好プレーを連発しました

例えば、近藤のゴロを好処理し、失点の危機を防いだシーンが挙げられます

昨季受賞したゴールデングラブ賞は、セ・パ最多得票を得たことを証明しています

今季はさらにリーグ連覇と2年連続のゴールデングラブ賞を狙っており、達成すれば来年3月のWBC出場も視野に入ります

吉川選手は、「継続できるように」と述べ、その努力を惜しまず、確固たる存在感を示しています

巨人・吉川選手のオープン戦での活躍は、彼の今季への期待を高める内容です。打撃だけでなく、守備でも持ち味を発揮していて、昨季の成果を基に更なる成長を期待されます。打撃練習の工夫や意識の高さも、チームの中心選手としての自覚を感じさせます。
キーワード解説

  • オープン戦とは?人気プロ野球チームがシーズン開始前に行う試合のことで、選手の調整や新戦力の評価を目的とした試合です。
  • ゴールデングラブ賞とは?プロ野球選手のなかでも特に守備の優れた選手に与えられる賞で、ファンや記者の投票によって選ばれます。
  • 打数とは?選手が打席に立ち、ボールを打つ機会のことを指し、打率などの成績を計算する際に重要な要素となります。

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