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広島・田村が逆転劇を演出、オープン戦で3安打1打点の活躍

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◇オープン戦 広島6ー2DeNA(2025年3月12日 横浜) 広島の田村選手がオープン戦での猛アピールを開始しました

2点を追う5回、田村選手は開幕右翼争いのライバルである二俣選手の代打として途中出場し、オープン戦1号を含む3安打1打点の大活躍を見せ、逆転勝利に貢献しました

田村選手は試合後、「昨日、打撃練習から右方向にいい打球が行かなかったので、今日は練習からポイントを少し前にして、引っ張ろうと思って

それが試合でもできた」と語り、練習の成果を試合に活かすことができたことを喜びました

具体的には、5回1死から竹田選手の高めの直球を右中間に二塁打として運び、7回には外角直球を左前へ運んで同点劇のきっかけを作りました

さらに、9回においても、篠木投手が投じた初球の外寄り直球を引っ張り、オープン戦1号を右翼席に叩き込む活躍を見せました

この試合の数日前のヤクルト戦ではファウルゾーンで落球する失策を犯し、新井監督に懲罰的に交代させられていました

しかし、この悔しさをバネに大きな結果を残しました

田村選手は、春期対外試合での打率が・040という厳しい数字の中、2月3日に骨折した左手中指の影響があったものの、練習を休まずに続け、「できるので」と強くプレーし続けました

新井監督も「よかったね

いいスイングだった」とその努力を称賛しました

田村選手は21歳という若さながら、右翼での開幕スタメンを目指し、他の選手の結果よりも自分の成績に集中し、「全力で頑張りたい」と意気込んでいます

広島・田村選手の今回の活躍は、彼の技術や精神力の高さを示す素晴らしい例です。悔しさを乗り越え、強い意思で課題を克服していく過程には多くのスポーツ選手が共感できる部分があり、今後の彼の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • オープン戦とは?プロ野球において、シーズン開始前に行われる試合で、選手の調整やチームの戦力確認を目的としています。
  • 打撃練習とは?選手がバッティング技術を向上させるために行う練習で、スイングや間合いの取り方を調整します。
  • ファウルゾーンとは?野球のフィールドにおける、打球が守備側の選手によってキャッチされないエリアのことを指します。

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