この3種類は、彼の昨季の活躍を受けて登場し、グルメ販売を熱望していた藤井の念願がついに実現した
メニューは「一石四鳥まちゃるの抹茶シェイク(720円=Patisserie 46、肉飯とやま)」「藤井聖の一石三鳥バーガー丼(1580円=肉飯とやま)」「藤井聖のイベリコ豚のWチーズスタミナ丼(1200円=牛たん炭焼利久キッチンカー)」の3品で、今季から楽天モバイルパークで販売される
藤井選手は昨季、自己最多かつチームトップタイの11勝を挙げる活躍を見せたものの、プロ入り3年目の通算成績は4勝と、グルメメニューのプロデュースは長らく夢であった
しかし、5年目にしてその夢が形となり、商品化の運びとなった彼は「待ち望んでいた最高の形になったんで、素直にうれしく思ってます」と笑顔を見せた
「まちゃるの抹茶シェイク」は、藤井の愛称「まちゃる」からインスパイアされており、彼がグルメ担当のスタッフに提案していたものだが、過去には何度も却下されてきたという
昨季までのチョコシェイクをプロデュースしていた松井裕樹選手がパドレスに移籍する中、藤井はその後継者を狙ったが、渡辺翔太選手が引き継ぐことになった
しかし、巡り合わせが良かったのか、最終的に抹茶シェイクの誕生にこぎ着けた
新作シェイクは、苦みを抑えた優しい味わいが特徴で、ファンにとって待望の一品となる
クリームや抹茶ソースを豪華にトッピングし、見た目でも楽しめる仕上がりだ
さらに「一石三鳥バーガー丼」は、コンソメ味のご飯の上にハンバーガーを載せたインパクト満点の丼物となっており、一皿で満腹感が得られる点も魅力だ
最後の「イベリコ豚のWチーズスタミナ丼」は、母校である東洋大学の食堂名物をイメージしたもので、藤井自身が「研究に研究を重ねて再現」したという
その自信のこもった一品はチーズ好きにはたまらない内容になっている
藤井投手がこのプロデュースメニューの話を受けることができたのは、昨季の素晴らしい成績によるものであり、商売の観点からも人気選手でなければ実現しなかったチャンスである
喜びと感謝の思いを込めて、「グルメチームと力を合わせて研究に重ねた傑作」として、自らのメニューに自信を表している
藤井聖投手が自らプロデュースした新しいグルメメニューが登場したことは、選手自身の成長とファンとのつながりを強化する良い機会となります。昨季の躍進がこうした新たな挑戦へと結びついたことは、選手自身にとっても新しいステージの始まりを示しています。
キーワード解説
- 下克上グルメとは?かつて劣勢にあった選手が逆転することを指し、特に自らの魅力を活かした商品を展開する動きのことを言います。
- プロデューサーシップとは?選手が自らのブランドや商品を作り出すことで、ファンとの関係をより深めるための役割を担うことを指します。
- 抹茶とは?日本の緑茶の一種で、粉末状にしたものです。そのまま飲むほか、デザートや料理にも使われる人気のフレーバーです。