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ソフトバンク・リチャードがオープン戦で2試合連続ホームランを記録

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◇オープン戦 ソフトバンク5ー0巨人(2025年3月13日 みずほペイペイD)ソフトバンクのリチャード内野手(25)が、巨人とのオープン戦で見事に2試合連続で本塁打を放ちました

この日は「7番・三塁」としてスタメン出場し、試合の5回に無死の状態から左中間席にソロホームランを炸裂させました

この一打は、昨季までに2年連続で2桁勝利を収めている先発投手・山崎の直球を完璧に捉えたもので、打球速度は181キロに達しました

リチャード選手は昨季までウエスタン・リーグで5年連続本塁打王、3年連続打点王などの成績を残しており、その実力は折り紙付きです

しかし、1軍での結果がなかなか出なかったため、今年は彼にとって進化の年となる期待がかかっています

彼は試合後、「次の日に良くないプレーが多く、昨日のホームランのことは忘れて足元を見つめてプレーすることを意識していました」と語りました

この発言は、重要なメンタルな側面を示しています

今季からチームに加わった伴元裕メンタルパフォーマンスコーチと話し合うことで、彼は迷いを断ち切り、シンプルにプレーすることができたようです

さらに、リチャード選手は技術面でも進歩を見せています

自分の打撃を磨くために、練習から工夫を凝らし、実戦に近い形でのトレーニングに取り組んでいます

「僕が飛ばせるのは誰もが分かる

試合では打たせてもらえない

練習から実戦に近づけるようにしています」と意気込みを語りました

今回の試合では、師匠である山川選手が左手に死球を受けて途中で交代するという出来事もあり、リチャード選手はその瞬間「雑念があった」と振り返ります

しかし、その後、山川選手の容体が大事に至らないと知るとホッとし、5回の第2打席での見事なホームランに繋がったのです

オープン戦の成績は打率・333(27打数9安打)と安定性も増してきているリチャード選手

日々の努力が実を結び、期待の大砲が遂にその素質を花開かせる日が近づいているようです

リチャード選手の進化を見届けることができるのは、ファンにとって非常に嬉しいです。特に、メンタル面での成長が彼のパフォーマンスに及ぼす影響が大きいことが分かります。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • メンタルパフォーマンスコーチとは?: アスリートが競技で最高のパフォーマンスを発揮できるように、心の状態を整える専門家のことです。
  • ホームランとは?: 野球において、打球が外野フェンスを越えた場合に得られる得点のことを指し、特に大きなスワングで打たれることが多いです。

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