秋の中国地区大会決勝では、得点圏に走者がいる場面で、しっかりとボールを見極め、四球を選ぶことでチャンスを広げた
打席に立つ前には、レギュラー選手から相手投手の球の回転や変化球の質を確認するなど、入念な準備を行っている
センバツでは相手投手の投球を読むだけでなく、「来た球に反応して打ちたい」と意気込みを見せている
◇一方、田部壱瑳外野手(2年)も、強化された足を武器に活躍を誓った
明治神宮大会初戦の東海大札幌戦では、大観衆の前で緊張しながらも、一回にチャンスを広げる安打を放った
「力を発揮することができ、自信をつけることができた」と振り返る
冬の期間には、太もも内側の筋肉を強化するため、ウエートトレーニングに力を入れ、その成果は3月の実践練習で現れている
走力や打球のスピードが向上し、「持ち味の俊足を生かして出塁率を上げたい」とセンバツでのさらなる活躍を目指している
趣味では歌うことが得意で、カラオケでは96点をマークしたこともある
記事では、選手たちが打席への準備や筋力トレーニングに取り組んでいる様子が描かれている。特に代打としての役割を意識し、必要な情報を確認する姿勢が印象的だ。彼らの心構えや努力が、今後の試合にどのように影響を与えるのか注目される。
キーワード解説
- 打席:選手が投手と対峙し球を打つための場所。
- 四球:投手が投げる球がストライクゾーンを外れた結果、選手が無理なく一塁に進むこと。
- 俊足:素早さや足の速さを表す言葉。
- 出塁率:選手が打席に立った回数の中で、どれだけ塁に出ることができたかを示す指標。