オープン戦で見せた山崎の成長と展望

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◆オープン戦 ソフトバンク5―0巨人(13日・みずほペイペイドーム) 巨人の投手・山崎は、オープン戦で5回を投げた結果、3安打3失点という結果となった

特に、リチャード選手にソロ本塁打を浴びるなど、打たれたホームランについて「打たれたらダメでしたが、しっかり今後につながる内容だったのではないかと思います」と、冷静な視点を持つ

投球内容と評価

初回には周東選手を二飛、谷川原選手を遊ゴロに打ち取り、さらに柳田選手にはフォークを決めて空振り三振を奪うなど、開幕に向けた手応えを感じさせる内容であった

しかし、3回には川瀬選手に右越えソロ、5回にはリチャード選手に左中間ソロを許し、ホームランを打たれた

これを受けて、杉内投手チーフコーチは「このオープン戦の中で一番内容はよかった」と評価した

今後の展望

山崎は、脱力を意識しながらも最速148キロの直球と最遅87キロのスローカーブを駆使し、緩急をつける投球に成功していた

「投げた感触もよかった」と述べる彼は、次回の登板に向けて意気込みを見せている

また、彼と共に投げ合った伊藤選手とはドラフト同期であり、彼の存在も刺激になっているようだ

「一緒に手術もしてますし、違うチームになりましたけど、お互いローテに入れるように頑張りたい」と、気持ちを新たにした

登板予定

開幕後の登板が見込まれているのは、4月2日の中日戦である

再び良いパフォーマンスを発揮し、さらなる成長を見せることが求められている

今回のオープン戦では、山崎選手の成長を感じさせる一面があった。特に初回の強い投球内容は、彼が開幕に向けて確実に前進している証でもある。しかし、ホームランを打たれた部分についてはさらなる改善が求められそうだ。
キーワード解説

  • オープン戦とは?: オープン戦とは、プロ野球シーズン前に行われる試合で、選手の調整や戦術の試行が目的です。
  • フォーク: フォークは、ボールが急に落ちるバッティングを難しくする投球法の一つです。
  • 緩急: 緩急とは、速いボールと遅いボールを組み合わせて投げることで、打者を惑わせる投球技術を指します。

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