ドラフト5位の宮原投手、春季教育リーグでの手応えを語る

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◆春季教育リーグ 巨人8―3楽天(13日・ジャイアンツタウンスタジアム) 巨人のドラフト5位指名を受けた宮原駿介投手(22)が、13日の楽天2軍戦での登板を終え、その手応えを語った

宮原選手は5回から登板し、1回を無失点の3者凡退に抑えた

最速147キロをマークし、「もう少し出したいですね

体の使い方はよくなってきている」と自信を見せた

しかし、宮原選手は自己評価が甘くなく、5回2死の場面ではフルカウントから投じたカットボールが抜けてしまった

結果として空振り三振を奪ったが、「そこにいったのがダメというより、インコースを使った方がよかった」と配球に対する反省を述べた

カットボールについては、打者が捉えやすくなるため、意図したコースに投げられないと結果に影響が出ることもある

この試合で宮原選手は、1軍から参加している岸田捕手とも初めてバッテリーを組みました

岸田捕手は侍ジャパンにも選ばれる実力者で、試合後に「カットとスライダーは精度よく投げられている

あとは真っすぐを四隅に投げられたら、スライダーとカットの見え方も変わる」とアドバイスを送りました

宮原選手は「前向きに捉えていきたい」と気持ちを切り替えていた

次回の登板は未定だが、15日にはイースタン・リーグが開幕するため、「いつでもちゃんと投げられる準備はしっかりしていきたい」と意気込みを示し、フル回転を目指して着実に努力を進めていく姿が見受けられた

宮原選手が春季教育リーグで見せたパフォーマンスは、プロ入り初のシーズンに向けて大きな自信を与えるものです。彼は持ち味である球速147キロを記録しましたが、自己評価は厳しく、特にカットボールの精度について反省する姿勢を見せました。岸田捕手からのアドバイスもありがたく受け止め、さらなる成長を目指す意欲が感じられます。このように、若手選手が一流の選手との経験を通じて成長していく様子は、ファンとしても嬉しいものです。
キーワード解説

  • カットボールとは?:カットボールはピッチングの際に使用される投球で、通常のストレートよりも少し横に曲がる球です。この球を使うことで、打者にとってボールのコースを読みづらくし、打ちにくくする役割があります。
  • スライダーとは?:スライダーは、ピッチャーが投げる球種の一つで、スピンをかけることによって横に曲がります。この球は、打者がスイングするタイミングを狂わせるため、三振を狙う際によく使われます。
  • 配球とは?:配球は、ピッチャーがどの球をどのタイミングで投げるかを決める戦略のことです。正しい配球を行うことで、打者を抑えることができます。

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