小沼健太投手、企業型クラブチームで新たな野球人生をスタート

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昨シーズン限りで巨人を退団した小沼健太投手(26)が、ビルマネジメントを手がける「スリーグッドグループ」の硬式野球部として、今季より埼玉県野球連盟に加入した企業型クラブチーム「3GoodGroup HOZEN no LIMITEDS」で現役続行することが分かった

彼はこの決断について、「もう一度プロを目指すというより、ここでいったん区切りをつけて、しっかりと仕事をしながら野球をした方がいいと思った」と述べている

新しい挑戦と日常

小沼投手は今年1月から同グループで研修を始め、ビルメンテナンスなどの業務を学びながら働いている

チームとしての活動は週に3〜4回行われ、平日の日中は仕事に従事し、業務後の限られた時間を練習に当てている

これまで野球一筋の生活から仕事と並行した生活へとシフトした彼は、「仕事も楽しいですし、今は野球ができる時間が少ない

そのため、できる日には『今日は野球ができるんだ』という感情がある

少ない練習日数でどれだけうまくなれるかということも含めて、今の状況を楽しんでいる」と感想を語った

チームメイトと共に全国大会を目指す

同チームには、元ヤクルトの成田翔投手、元広島の藤井黎來投手などが在籍しており、NPBでの4年間の経験を活かしながら全国大会での活躍を目指している

「発足したばかりのチームですが、選手も集まってきています

都市対抗野球や全日本クラブ選手権への出場を狙えるレベルだと思っていますので、ぜひ出場を目指していきたい」と新たな夢に向けて意気込みを語った

小沼健太のプロフィール

生年月日 1998年6月11日
出身地 千葉・旭市
年齢 26歳
プロ経歴 埼玉武蔵、茨城、ロッテ、巨人
今後の展望について
スポーツ界では、選手がプロを退くことや引退後の生き方が話題になることが多い

しかし、仕事と野球を両立させる彼の姿勢は、多くの人にとって良い模範となるだろう

仕事の経験や仲間との競争を通じて、さらなる成長が期待される

小沼健太投手の新たな挑戦には、多くの人々が共感し、期待を寄せるでしょう。特に、プロ野球選手としての経験を活かして、企業型クラブチームでの活動を通じて成長していく姿が印象的です。多くの選手が引退後の生活をどうするか悩む中で、彼の決断は一つのモデルケースになるかもしれません。
キーワード解説

  • 企業型クラブチームとは?:企業や団体が運営する形で野球チームを持ち、社員や関係者がプレイヤーとして活動するチームのことを指します。
  • ビルマネジメントとは?:ビルの管理や運営を行う業務で、清掃や設備管理、入居者対応など多岐にわたる業務を含みます。
  • NPBとは?:日本プロ野球の略称で、日本国内のプロ野球リーグを運営する組織であり、セントラル・リーグとパシフィック・リーグから成り立っています。

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