中村紀洋氏が語る横浜移籍の裏側と震災支援の想い

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中村紀洋氏が語る横浜移籍の裏側と震災支援の想い

中村紀洋氏(51歳)、プロ野球選手としてNPB通算2267試合に出場し404本塁打を記録したレジェンドが、14日に自身のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」を更新し、横浜(現DeNA)に移籍した際の思い出や、2011年の東日本大震災に対する支援活動について語った

震災対応の思い

中村氏は2010年末に楽天を退団した後、横浜への移籍を目指して自主トレを続けていたが、その矢先に東日本大震災が発生した

「自主トレを1人でやっていた時に車内でテレビを見ていたら地震のニュースが流れた

去年までいた仙台のことで、何かできないかと思った」と語った

救援物資の発想

震災支援を考える中で、中村氏は楽天時代に発注していた毛布を利用することを決めた

「試合中に配ろうと思っていた毛布を、倉庫に保管していたままだった

それを救援物資として送りました」と振り返った

これにより、支援活動が行われた

移籍の決定を後押しした社長の一言
この中村氏の善行は横浜の球団社長の目に留まった

「社長が私の支援活動の記事を見て、入団についてOKしてくれた

他の人の99%が反対している中で、社長の一声でイメージが変わった」と説明した

社長は「こんな困難な時に支援ができる選手に悪い奴はいない」と社員に説明し、形勢が逆転したという

中村氏は「99人がダメだったのに、(入団賛成が)100%になった」と感謝の意を表し、社長のサポートで横浜への入団が決まったと述べた

中村紀洋氏のYouTubeチャンネルでの発言は、彼がただの選手ではなく、社会に貢献したいという強い意志を持っていることを示しています。震災に対する行動は、彼の人間性を物語っており、他の選手にも良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • プロ野球とは?プロ野球は日本における全国的な野球リーグで、数々のチームが競い合うスポーツイベントです。
  • 自主トレとは?自主トレーニングは選手が自ら計画し実施するトレーニングで、個々の技術向上や体力強化を目的としています。
  • 震災とは?震災は大地震によって引き起こされる災害で、建物の倒壊や津波、土砂崩れなどの影響が大きいです。
  • 救援物資とは?救援物資は、災害発生時に必要とされる生活物資を指し、被災者に送られます。

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