庄司は青森大学から育成ドラフト4位で入団し、昨季は2軍で8勝5敗、防御率2.35を記録する活躍を見せました
この成績に対し、庄司は「飛び級はないと思って、一つずつ課題をつぶしながら1年間やってきた」と謙虚に振り返り、次の目標に1軍でのリーグ優勝への貢献を掲げました
庄司の直近の課題と向き合う姿勢
春季キャンプではA班で先発としてアピールし続けてきた庄司ですが、最近の対外試合では6失点を喫する結果でした「気合だけじゃ、この先は戦っていけない」と自身を戒めつつ、「どうやってカウントを整えていくのか技術的な面が足りない
課題と向き合っていきたい」と、さらなるレベルアップを誓いました
九鬼の挑戦と強い意気込み
一方、九鬼は熊本・秀岳館高校を経て2017年にソフトバンクに入団し、23年オフには戦力外通告を受けましたが、育成選手としてDeNAに加わりました昨季の打撃強化に取り組んだ成果を感じつつ、捕手陣には競争が激しいため「割って入るにはまず打てないと駄目」とし、金字塔を打ち立てる覚悟を見せました
「右の代打も割と(人数が)少ない方だと思うので、そういうところから結果を残して、最終的に正捕手を目指したい」と力強く語りました
このニュースは、育成選手から支配下選手として新たなスタートを切った庄司投手と九鬼捕手の挑戦を描いています。特に、両選手が自らの課題を認識し、向上心を持っている点が印象的です。特に投手の技術面や捕手としての競争意識は、今後のチームに大いに貢献することが期待されます。
キーワード解説
- 支配下選手契約とは?選手がチームとプロ契約を結ぶことで、1軍の試合に出場できる権利を持つこと。
- 防御率とは?投手が試合で失点した回数を元に算出する指標で、低いほど良い成績とされる。
- 育成選手とは?チームの正式な登録選手ではないが、育成を目的として契約した選手のこと。将来的に支配下選手として契約されることが期待される。

