今回は在校生にとって初の甲子園参加となるため、その期待は一入だ
8日には、練習試合を見越し、約60名の生徒がスタンドに集まり、試合さながらの熱気あふれる応援を展開した
この応援活動には、バトン部、応援部、吹奏楽部、生徒会のメンバーが参画しており、演奏やコールに合わせた多様なレパートリーが用意されている
レパートリーは約30曲にも及び、「タッチ」や「狙い撃ち」などの曲を大声で応援する姿が見受けられた
吹奏楽部の部長である真倉葵さん(2年)は、「演奏を響かせて選手たちに力を届けたい」と熱い意気込みを表明した
生徒会は、選抜大会に向けて新たに作成した「HIROSHO」のプラカードを掲げ、選手たちへの声援を送った
生徒会副会長の中山紗綾さん(2年)も「練習の成果が発揮できるよう陰ながら応援したい」と笑顔を見せる
特に注目すべきは、3年前のセンバツでは新型コロナウイルスの影響で声を出しての応援が禁止されていたため、生徒たちはこれを心待ちにしている
応援部の部長である佐々木絵麻さん(2年)は、「選手たちに元気、勇気、笑顔をいつでも届けられるよう準備をしていきたい」と、選手たちへの思いを語った
このような応援準備により、広島商の選手たちの士気が一層高まることが期待されている
広島商業高校の生徒たちが、これまでの経験を活かして声援を送る姿は、選手たちにとって大きな力となるでしょう。コロナ禍の影響で声を出す文化が失われていた時期を経て、今の応援の重要性を再認識していることが伺えます。生徒たちの熱意は、甲子園での試合を更に盛り上げる要素になることでしょう。
キーワード解説
- 選抜高校野球大会とは?野球の高校日本一を決める大会で、全国から選出された学校が参加する。
- 応援部とは?試合やイベントでの声援や演奏を担当し、チームの士気を高める役割を果たす部活動。
- プラカードとは?応援の際に掲げる標識で、学校名やスローガンが書かれていることが多い。