特に、初回のピッチングでは、140キロ台後半の速球と多彩な変化球を駆使し、3者連続三振を奪うという圧巻の立ち上がりを見せました
吉村投手は、2回にオリックスのディアス選手に左越えのソロホームランを許したものの、その後は3回以降を無失点で切り抜けました
「開幕が近いので、バッター1人1人をどうやって抑えていくかを考えながら、ストライク先行で試合を運んでいけるかを意識して投げました」と振り返り、開幕への準備を着実に進めています
これを受けて、高津監督は14日の試合後、29日に行われる巨人戦（東京ドーム）で吉村を先発させる方針を明らかにしました
昨シーズン、吉村投手は巨人戦で4試合に出場し3勝1敗の好成績を残しています
そのため、相手チームにとっては要注意の選手といえるでしょう
監督は「警戒する打者が多いので、データをしっかり見ながら準備ができれば」と、気を引き締めるコメントを残しました
今回の吉村貢司郎選手の好投は、開幕戦に向けて非常に良い兆しと言えます。オープン戦では選手の状態を見極めることが重要であり、吉村選手の投球内容は監督やチームにとって安心材料となるでしょう。特に、初回の3者三振はその実力を示すものであり、チームにとっても士気を高める要因になるはずです。
キーワード解説
- 吉村貢司郎とは？：東京ヤクルトスワローズの先発投手であり、変化球と速球を駆使する能力が高く評価されています。
- オープン戦とは？：プロ野球のレギュラーシーズン開始前に行われる試合で、選手の調整やチームの戦力確認が目的です。
- ストライク先行とは？：投球時に先にストライクを取りに行くことで、試合運びを有利に進める戦術です。
- 自信を深めるとは？：選手が自身のプレーに対してより高い期待や確信を持つようになることを意味します。
