特に、15日にはドリュー・バーヘイゲン投手(34)がソフトバンク戦に登板し、見事な投球で5回6安打1失点という成績を収めた
彼は苦しい状況でも無四球で安定感を示し、強力なソフトバンク打線を抑え込んだ
一方、イースタン・リーグ開幕のロッテ戦(鎌ケ谷)では、福島蓮投手(21)が素晴らしいパフォーマンスを披露した
主力選手が並ぶロッテ打線に対して、福島は5回を投げて2安打無失点、さらに無四球で7奪三振という成績を残した
福島は、試合中に思わずほおを緩ませるひと幕もあった
4回2死一塁の場面、ロッテの角中選手に対して135キロのチェンジアップで空振りを奪った
この新しい球種はオフシーズンに試行錯誤してきた結果であり、2軍投手コーチの金子からも「ニヤニヤしていただろう」と指摘されるほどの自信を持っていた
福島は「今日の感じならよかったです
思ったより(打者の体が)前に出てくれた」と述べ、充実感を表現した
安定した投球を続ける福島は、特に今季から導入した「バランスピッチング」が効果的であると語った
キャッチボールでは力感に頼らず、マウンドの傾斜を利用した軽いピッチングを繰り返すことで、投球に余計な負担をかけずに技術を磨いている
実際、これまでの登板で彼は計15回を投げて3四球1失点という成績を残しており、手ごたえをつかんでいる
福島が昨年3月14日に支配下登録されてからちょうど1年
鎌ケ谷の気温は10度前後で、最高速は148キロにとどまっていたが、7三振を奪うほぼ完璧な内容がその成長を物語っている
「どこかでチャンスが来たときに、いけるように準備していければ」と控えめに語った福島だが、その瞬間は着実に近づいていると感じさせる
日本ハムの開幕ローテーション争いは熾烈を極めており、3月28日の西武戦には金村、4月1日のソフトバンク戦には伊藤が登板することが決まっている
他にも加藤貴、山崎、北山のローテ入りがほぼ確定しており、北山は3月30日の西武戦が有力とされている
福島とバーヘイゲンは、4月8日からの楽天戦での6連戦を見据え、残りの1枠をめぐってしのぎを削っている
日本ハムの先発ローテーション争いが注目を集めています。福島投手とバーヘイゲン投手が好投を続けており、どちらが最終的に6枠目を獲得するのか、ファンの間でも関心が高まっています。特に福島選手が試行錯誤の結果得た成長が伺える投球内容には、今後の期待も大きいです。
キーワード解説
- 先発ローテーションとは?
- バランスピッチングとは?
- 奪三振とは?
- 支配下登録とは?