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和田毅氏が現役引退セレモニーを盛大に開催

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2025年3月15日、ソフトバンク・和田毅氏(44)が引退試合として行われた日本ハム戦に先発し、その試合を見守るファンや関係者の前で充実した最終登板を果たしました

和田氏は日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)をわずか4球で空振り三振に仕留め、その姿はまさにレジェンドの貫禄を見せつけました

特に、3球目の内角真っすぐが135キロを計測したことに対して、和田氏は「135キロ出るとは思わなかった

ちょっとビックリして興奮しました」と、自身の投球に驚きを隠せない様子でした

この日の試合を見守っていた小久保監督も「辞める前より速かったんじゃないか」と驚いた様子でした

試合後には引退セレモニーが行われ、王球団会長や小久保監督から花束を受け取ると、和田氏は「ようやくこの日が迎えられたという気持ちです

引退会見をしてから4カ月が経ち、また投げたくなるかなと思ったんですが、ありがたいことに全くなりませんでした」と心境を吐露しました

その一方で、早稲田大学時代の恩師・野村徹氏からのビデオメッセージが流れると、和田氏は涙を堪える場面も見られました

「体的にきつい状態だと知っているんで、予想はしてましたけど、見た瞬間こらえられないものがたくさん…」と語り、感慨深い気持ちを表現しました

また、娘の応援についても「自分の一番の応援団として、常に応援してくれたことを本当に感謝しています」と、感謝の気持ちを伝えました

すでに引退後はソフトバンクの球団統括本部付アドバイザーに就任しており、今後はスカウト活動のサポートやトレーニング部門へのアドバイスを通じて、若手選手の育成に寄与することが期待されています

和田毅氏プロフィール
生年月日:1991年2月21日(44歳)
出身地:島根・出雲市
投手としてのキャリア:2003年にダイエー(現ソフトバンク)に入団
主な受賞歴:新人王(2003年)、最多勝(2010年)、MVP(2010年)
和田毅氏の引退セレモニーは、彼の長いキャリアを振り返る良い機会となった。多くのファンや仲間に見守られながら、感謝の意を表した彼の姿は、野球界の一つの時代の終わりを象徴している。当日の試合では、彼の力強いピッチが見られ、引退の寂しさよりも、その偉大さを再確認できる瞬間が多かった。今後の活動にも期待が高まる。
キーワード解説

  • 引退セレモニーとは?引退する際に行われる式典で、選手や関係者が感謝の意を表し、別れを惜しむ場です。
  • 空振り三振とは?打者が球を打つ前にバットを振るけれどもボールに当たらず、ストライクが取られることです。
  • ビデオメッセージとは?事前に撮影した映像を通じてメッセージを伝える手法で、遠くにいる人からの感謝の言葉等としてよく使われます。
  • スカウト活動とは?有望な選手を発掘し、チームに加入させるための活動のことで、選手の才能を見極める重要な役割を担っています。

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