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阪神、スモールベースボールでカブスを撃破

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◇プレシーズンゲーム 阪神3―0カブス(2025年3月15日 東京D) 阪神・藤川監督が導入した「スモールベースボール」が、プレシーズンゲームでの勝利に繋がった

ここで言う「スモールベースボール」とは、長打力に頼らず、バントや盗塁、走者の進塁などの小技を駆使して得点を重ねる戦術を指す

試合の流れは3回の裏、無死二塁の場面で小幡選手が送りバントを決め、次の4回には森下選手が二盗、5回には中野選手も二盗に成功した

これらのプレーが全て得点に結びつき、阪神は試合を有利に進めていった

藤川監督は、試合前に「MLBはバントを行わないと思いますが、我々は細かい送りバントに頼るつもりはありません」とコメントしていたが、この日はそれを覆すようなプレーで勝利を収めた

「ゲームの流れを読んだだけです」と冷静に語った監督の采配が光った

また、阪神は佐藤輝選手を2番打者、右翼手として起用し、森下選手を左翼、木浪選手を三塁手に配置する新たな布陣を試合で実行した

これらの配置は前日のシートノックでの練習を基にしており、しっかりとした準備が感じられた

この勝利は、公式戦に向けての柔軟な作戦を示唆するものであり、ファンにとっても期待が高まる結果となった

阪神の試合は、スモールベースボールの成功例として興味深い内容でした。バントや盗塁を駆使することで、長打力がなくても得点を上げる戦術は、これからの公式戦でも重要になってくるでしょう。監督の柔軟な采配や選手たちのコミュニケーションも見逃せません。
キーワード解説

  • スモールベースボールとは?小技を駆使して、短打や走塁で得点を重ねる戦術。
  • 送りバントとは?走者を進めるためにバッターが意図的にボールをバントし、進塁を狙うプレー。
  • 二盗とは?走者が投球のタイミングを見計らって塁を進める行為。

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