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ヤクルト・塩見、チーム危機に一発回答!復活のオープン戦1号ソロで希望の光

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◇オープン戦 ヤクルト4―3オリックス(2025年3月15日 神宮) ヤクルトの塩見選手が、チームの危機に一発のソロホームランで応えた

前日の5試合で全て1番打者として出場していたが、今季初めて「3番・中堅」として先発

6回、先頭打者としてプロ野球のオープン戦初のホームランを左越えに打ち上げた

塩見は、プロ通算71勝を誇る九里投手のスライダーを捉え、「甘い球を打てたのは良かった」と手応えを示した

塩見は、数々の故障に苦しんできた経験を持ち、今シーズンのチームの苦境に対する理解が深い

実際、主力選手である村上選手が上半身のコンディション不良で戦線を離脱し、4番の復帰が難しい状況

また、主将の山田選手も「左手指腱の脱臼」により開幕出場が厳しくなっている

塩見は、「ムネ(村上)、テツ(山田)などの顔がいないのはまずいですが、そんなことを言っている暇はありません

ボクを含めてチーム一丸で勝利を目指して頑張ります」と語った

昨年は下半身のコンディション不良で51試合しか出場できず、また前年の5月には左膝の前十字じん帯と半月板を損傷する影響も大きく、わずか31試合の出場にとどまった

しかし、地道なリハビリを経て、今年の1日に2軍戦に実戦復帰

狙い球や体の反応など、完全復調には至っていないものの、チームの危機には悠長に構えていられない状況である

高津監督は、「1軍の実戦は久しぶりなので、本人も体を慣らす作業が中心ですが、今日のような思い切った打撃ができるのは少しずつ試合勘を取り戻している証拠かもしれません」と期待を寄せている

開幕後、戦力が整わない場合には、昨年の1試合を含む通算18試合の経験を持つ3番打者として起用される可能性もある

塩見は、「1番でも3番でも、それに応じた打撃ができれば」と意欲を示した

2年連続で5位に甘んじているチームだが、主砲不在の中でもオープン戦では首位に躍り出ており、塩見選手がそのチームを引っ張る存在となっている

今回の試合での塩見選手の活躍は、チームにとって大きな励みとなるでしょう。主力選手が不在の中、彼がチームを引っ張る存在になることが期待され、今後のパフォーマンスに注目が集まります。選手個々の経験や実力が試される中で、塩見選手が復活できることがチーム全体の士気向上にもつながるでしょう。
キーワード解説

  • オープン戦とは?: オープン戦は、プロ野球のシーズン開始前に行われる試合で、チームの戦力や選手の状態を確認するためのものです。
  • ホームランとは?: ホームランは、打者が球を打った後、ボールがフェンスを越えてスタンドに入ることで得点する最も得点効果の高いプレイです。
  • スライダーとは?: スライダーは、投手が投げる球種の一つで、横に曲がる回転を持たせたボールです。打者が打ちにくい球でもあります。
  • コンディション不良とは?: コンディション不良は、選手の体調やパフォーマンスが良くない状態を指します。怪我や疲労が原因で起こります。

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