試合後半の六回以降、登板したのは高橋昂也投手（２６）、塹江敦哉投手（２８）、森浦大輔投手（２６）、テイラー・ハーン投手（３０）で、各投手は見事な投球を見せた
この無失点リレーは、昨季わずか１試合の登板に終わった高橋が特に素晴らしい印象を残したことで、開幕１軍を射程圏に捉えている
広島が誇る“左腕カルテット”は、今後のシーズンでも重要な役割を果たすと期待されている
雨が降る悪条件の中でも、リリーフ陣はその実力を示し、安定した投球で打者を抑え込んだ
高橋は六回の先頭打者・中村奨を右飛、続く上田をカットボールで三直に仕留め、最後は田村を１４４キロの直球で二直に退けた
「テンポ良くゾーンで勝負できた」と満足そうに語る高橋は、前回の登板で先頭打者に四球を与え2ランを被弾した経験を踏まえて修正できたことを強調した
七回の塹江は三者凡退を達成し、安定した防御率（１・５８）を持つ昨季の実績を持つ投手として、今季も重要な存在として活躍できることを約束した
八回の森浦も安定した投球を続け、内野安打を許したものの、併殺でピンチを脱出した
「しっかり調整して開幕に向かっていきたい」と意気込んだ
最後はハーンが無失点に抑え、広島の左腕陣による無失点リレーが完了した
新井監督は「後から登板したピッチャーはみんな良かったと思います」と各選手の仕上がりに満足の意を示した
高橋は昨季はわずかに登板が限られたが、キャンプから着実に準備を進めており、「力を抜いて投げることが長所」と話し、“無”の境地で投球に臨むことで好成績を収めていることをアピールした
菊地原投手コーチも「いい競争が続いている
みんなで高め合えたら」と期待を寄せており、広島の中継ぎ陣には左投手が多く存在することも、シーズンを通した強力な武器となるだろう
広島カープのリリーフ陣がオープン戦で見せた無失点リレーは非常に印象的でした。特に復活を目指す高橋投手の投球が光り、開幕に向けた期待が高まる結果となりました。雨の中でも安定したパフォーマンスを発揮できたのは、選手たちの成長と準備の賜物でしょう。このままシーズンでの活躍を期待したいです。
ネットの反応
広島の左腕投手陣に 대한コメントが多数寄せられ、ファンの期待が高まっています
今年のチームは、特に高橋昂也選手の活躍を期待する声が多く見られました
彼は「無心でチームのために腕を振ってください」という応援があり、抑えた場面を見たいという希望も寄せられています
さらに、「凄いカープ」という反響には、先発や中継ぎの投手が次々と良い投手として成長していることが影響しています
昔は左腕が少なかったことが信じられないという声もあり、今の豊富な左腕陣に感謝する意見もありました
一方で、野手陣についての懸念も強く、打撃力の向上が切望されています
「打撃コーチを変えてほしい」「30発打てる選手が欲しい」という意見もあり、ファンは昨シーズンと同様に投手に頼る形になることを心配しています
左腕の充実についてはポジティブな意見が多いものの、バッター陣の不甲斐なさが観戦の楽しさに影響するのではないかという懸念もありました
さらに、選手のモチベーション維持や育成方針に関する考えも述べられ、チーム全体としてどのように選手を活かしていくのかが今後のポイントとされています
全体的に、投手陣の力に期待しつつも、打撃力の強化が必要だとのコメントが多く、今シーズンに向けたファンの高い関心が伺えました
ネットコメントを一部抜粋
投手は今年も良さそう。
何回も言います。だから投手陣は良いのです。
今シーズンは高橋昂也の居場所が、活躍の場がありそうで嬉しい。
カープ、先発に、中継ぎに、良い投手がドンドンと出て来る。
左腕カルテット、シーズンインしても期待しています。
キーワード解説
- 無失点リレーとは？無失点リレーとは、ピッチャーが試合中に相手チームに点を与えずに抑える投球のことを指します。他のピッチャーが交代で投げる際も、すべてのピッチャーが点を許さずに完投することが必要です。
- カットボールとは？カットボールとは、特定の投球方法で、ボールがバッターに向かって直線的に投げられた後、少しだけ外側に切れるように曲がるボールのことです。この球種によってバッターのタイミングを狂わせることができます。
- テンポとは？テンポとは、投手が試合中に投げるリズムや間合いのことを意味します。良いテンポで投球することで、バッターがリズムを崩されて打たれにくくなります。
