15日、チームは主砲・村上宗隆内野手(25)が上半身のコンディション不良でリハビリ班に合流したことを発表した
この負傷は、左手指の腱を脱臼した主将・山田哲人内野手(32)に続くもので、チームにとっては打撃力を大きく削がれる痛手である
高津臣吾監督は、「正直、(3月28日の開幕戦に出られるかは)分からない」とその不安を口にした
塩見が今季初本塁打、長岡も存在感を発揮
このような厳しい状況の中、オリックスとのオープン戦では、塩見泰隆外野手(31)が今季オープン戦1号となるソロ本塁打を放つなど存在感を示した六回に先頭打者として登場した塩見は、オリックスの先発投手・九里が投じたスライダーをきっちりと引っ張り、左越えの本塁打を記録
これは今年の本拠地神宮での初ヒットとなり、観客からは大きな歓声が送られた
塩見のコメント
塩見は「ホームランという最高の形で結果が出てくれて良かった」と振り返り、「変化球に比重を置き、甘いところにきてくれたので打てた」と技術を分析したこの一発は年以来、神宮の地で躍動する姿を燕党に披露し、自身も復活へ向けた強い決意を表明した
若手選手の貢献
また、昨季最多安打を記録した長岡秀樹内野手(23)もこの日2安打をマークし、打線をけん引長岡は「いつも通りやるだけ」と前向きな姿勢を見せた
主将や主砲が不在の中、若手選手がその穴を埋める重要な役割を果たしている
次のステップへ
開幕まで2週間を切った現在、チームは苦境に立たされているが、塩見は「ムネ(村上)とかテツさん(山田)とか、チームの顔がいないのはまずいことだが、若い人たちも全員で勝利を目指して頑張っていくだけ」と力強く語り、結束の重要性を強調したこの記事では、ヤクルトの主力選手が負傷している中で、若手選手の活躍が光っている様子が伝えられています。塩見選手の復調と長岡選手の活躍により、チームが前向きな姿勢を持ち続けている点が印象的です。春季キャンプを経て、チームがどのように開幕戦に臨むのかに注目が集まります。
キーワード解説
- オープン戦とは?: プロ野球シーズンの前に行われる試合で、選手の調整や新戦力の確認が目的とされています。
- 本塁打とは?: 野球における得点方法の一つで、バッターが打球を外野フェンスの上を越える打球で安打を記録できることです。
- リハビリ班とは?: 負傷やコンディション不良の選手が治療やリハビリを行なうためのチーム内の専門のグループです。