伊藤は、今年の4月1日に行われる本拠地開幕戦でのソフトバンク打線との対戦を前に、強いメンタルを武器に5回までを無失点に抑えた
伊藤はこの日の投球で85球を投げ、4安打を許しつつも6三振を奪う快投を演じた
緊迫した5回のピンチを切り抜ける
特に5回には、無死満塁という厳しい状況を迎えたが、伊藤は冷静さを失わず、見事なピッチングでこのピンチを乗り越えた「去年もそうですけど、良くない時の僕の典型的なパターン」と語る伊藤は、次の打者を左飛、そして一ゴロに打ち取ると、最後は昨季のMVP近藤を空振り三振に切って取り、無失点で切り抜けた
この見事な投球が、伊藤の技術の高さを如実に示している
スラッターの手応え
伊藤はこの日の収穫として、MVPの近藤を抑えたスラッターを挙げた「腕の振りも良かったですし、高さ的にも良かった」と手応えを感じつつも،ファウルで粘られた場面の反省も忘れなかった
反省を踏まえつつ、シーズン開幕へ向け着実に調子を上げていることが窺えた
次回登板への期待
これで伊藤は、実戦での登板が2日の台湾シリーズから続き、無失点の成績を維持しているシーズンに向けて、「球数については非常に順調に来ている」と自信を見せる
次回の登板は、北海道のエスコンフィールドでのヤクルト戦が予定されており、そこがシーズンへの最後の仕上げになると見込まれている
メンタルへのこだわり
伊藤は、23年まで同チームで共闘してきた上沢投手との初対戦に言及し、「不思議な感じはしました」と心境を語ったこれからは対戦相手として競い合うことになるが、メンタル面では上沢を手本にしている
今後の活躍に期待が集まる
日本ハム松岡のアピール
試合後、松岡投手も登板し、わずか9球で3者凡退に抑えた松岡は、「イメージ良く、それだけです
今持っている物を最大限出してアピールするだけです」と自己のパフォーマンスについて語った
伊藤大海投手の投球は、相手打線を完璧に封じ込めるものでした。オープン戦とはいえ、結果を残すことで心理的安定感が得られ、シーズンの成功に繋がることでしょう。特に、5回のピンチを無失点に抑えたことは自信に繋がるはずです。今後の試合でもこの状態を継続してほしいですね。
ネットの反応
日本ハムの伊藤大海投手が無死満塁という緊迫した状況を迎えながらも、無失点に抑える素晴らしいピッチングを見せた試合についてファンからのコメントが数多く寄せられました
コメントの中には、伊藤選手の冷静さやエースとしての立ち振る舞いを高く評価するものが多く見受けられます
「いやー立ち振る舞いから投球、まさにエースだわ」という意見や、「痺れた!かっこよ!」といった声があり、彼のパフォーマンスに感動した様子がうかがえます
また、「無死満塁は意図的にした」との意見もあり、多くのファンが伊藤選手の投球に緊張感を感じていたことが伝わってきます
さらに「伊藤・球種の多さ凄いな」といったコメントもあり、彼の多彩な投球スタイルが左打者にとって脅威であることも理解されています
全体として、伊藤選手の成長を喜ぶ声が多く、今後の公式戦の登板に期待するコメントが続いています
中には、メジャー挑戦を期待する声もあり、「実力・結果・知名度、全て揃った彼もメジャー行く日が近いかな?」という意見も見受けられました
試合を通じてファンが感じた嬉しさや期待感が表れているコメントが多いため、伊藤選手の今後の活躍に対する期待が高まっていることが分かります
ネットコメントを一部抜粋
さいこうゆきやチャレンジでしょ?
いやー立ち振る舞いから投球、まさにエースだわ
あのスラッターは左打者にとって脅威になるでしょうね。
根性がある!!
無死満塁のピンチで苦手の川瀬から、周東近藤と打ち取ったのは見事でした。
キーワード解説
- オープン戦とは? プロ野球シーズン開始前に行われる試合で、選手の調整や新戦力の発掘が目的の展示試合です。
- 無死満塁とは? いかなるアウトもない状態で、3人のランナーがそれぞれ塁にいる最も緊迫した状況のことを示します。
- スラッターとは? 投手が放つ変化球の一種で、横方向に落ちる特性を持ち、打者にとっては打ちにくい球質です。
- メンタル面とは? 精神的側面や気持ちの部分を指し、選手のパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。