この試合で伊藤投手は、ソフトバンクの強力打線を相手に、5回を投げて4安打無失点、さらには6奪三振という素晴らしい成績を収めた
これにより、彼は今春の実戦で10イニング連続で無失点を記録した
新球・キックチェンジの効果
試合の中で伊藤投手は、3回に135キロの新球「キックチェンジ」を駆使し、周東選手を空振り三振に打ち取ったキックチェンジとは、ピッチャーが球速を保ちながら変化球を投げるテクニックであり、急激な変化をもたらすことが特徴だ
この新球での成功を受けて、伊藤投手は「やりたいことは全部できた」と試合後のインタビューで述べ、満足感を表した
上沢との投げ合い
伊藤投手は、元同僚の上沢選手との初の投げ合いでも勝利を収めた「いつも味方側で見ていたので不思議な感じ
でも、これからはこういうふうに(対戦相手に)なるので、より良い投げ合いができたらいい」と語る伊藤投手は、今後も競い合いながら成長していくことを期待している
日本ハムの伊藤投手がオープン戦で素晴らしい投球を見せ、再びその実力が注目される結果となりました。新球であるキックチェンジが効果を発揮し、無失点を継続したことは、開幕戦に向けて自信を高める要素といえるでしょう。また、元同僚との対戦に対する前向きな姿勢も好感が持てます。
キーワード解説
- オープン戦とは?—プロ野球の開幕前に行われる試合で、各チームが試合感を養い、選手のコンディションを確認するために実施される。
- 奪三振とは?—投手が相手打者を三振に打ち取ることを指し、投手の能力を示す重要な指標の一つである。
- キックチェンジとは?—ピッチャーが同じようなフォームで異なる球種を投げることで、打者を惑わせる投球技術です。速度変化を悪用し、打者のスイングを誤らせることが狙いです。