先発のフォスター・グリフィンが5回にミスも絡んで4失点を喫する中、主砲の岡本和真が2点適時打を記録し、意地を見せた
しかし、視線を集めたのは2番手として登板した左腕の石川達也だ
石川はこの試合で6回から登板し、3回を投げて4奪三振、無安打無失点という圧巻のピッチングを披露した
彼は変化球であるチェンジアップとスクリューを巧みに使い、メジャー級の打線とは思えないほどの安定感を持って投げ続けた
石川は6回にピート・クルーアームストロングを一ゴロに打ち取った後、カーソン・ケリーをチェンジアップで空振り三振、続くゲージ・ワークマンもスクリューで仕留め、二者連続三振を達成
7回ではイアン・ハップを三ゴロに打ち取り、強打者カイル・タッカーには外角のチェンジアップで空振り三振を奪った
特に鈴木誠也を交えた対戦では、カウント2-2からの変化球で三振を奪うなど、実力を見せつけた
8回も落ち着いたピッチングを続け、初の四球を与える場面があったものの、その後の打者を無失点で抑えた
これにより、石川は実戦12イニングを無失点という結果を残し、与えた四球はわずか1つという安定した内容に、阿部慎之助監督も開幕ローテーション入りを明言した
石川は2020年育成ドラフト1位でDeNAに入団
その後、支配下登録を果たし、一軍デビューを果たすと、昨季は28試合で防御率1.97、15試合で防御率1.93と安定した成績を残していた
しかし、昨オフにDeNAを戦力外となり、その後巨人に入団
救援左腕としての期待から先発調整に切り替え、ついに開幕ローテション入りを果たした
この快投は、彼の成長を見守っていた今永昇太選手の目の前で実現したことでもあり、ネット上では「石川、応援してるから」「本当に戦力外からの復活?」といった期待の声が高まっている
戦力外から這い上がった彼には、さらにハングリー精神が垣間見えるため、シーズンでの活躍が待たれる
この記事から見ると、石川達也選手の成長と復活は、多くの人々に感動や希望を与えるものであることがわかります。戦力外から復活し、巨人の開幕ローテーションに名を連ねるまでの過程は、努力と根性の象徴です。今後のシーズンでの活躍が期待されるでしょう。
ネットの反応
プレシーズンの試合で石川投手が見せた素晴らしい投球に、ファンや専門家から多くの期待の声が上がっています
特に、彼がメジャーの打線を相手に3回無失点で抑えたことが、注目されているポイントです
コメントの中には、「石川が巨人のローテを担って回したら、ベイのGMの責任問題になりそう」と、彼の能力が他チームに与える影響を心配する声も見受けられます
また、彼の独特な投球フォームが特に打者にとってタイミングを取りにくいという意見も多く、「独特なフォームから投げ込まれるキレのあるボールはなかなか打てない」との声も寄せられました
さらに、「ナイスピッチングでしたね
あのスクリューはなかなか打てない!」といった称賛のコメントもあり、彼の技術に対する関心が高いことが伺えます
石川投手の成績が今後のシーズンへの期待感を高めており、「ローテ入りして二桁お願いします!」という声もあり、彼の活躍に期待するファンが多いことがわかります
このような期待の中、今後も彼の成長を見守ることが重要であり、技術的な進歩があればさらなる成功が期待されるでしょう
ネットコメントを一部抜粋
このプレシーズン2試合で一番の収穫は石川の好投だ。
ナイスピッチングでしたね あのスクリューはなかなか打てない!
初めてじっくり見ました。とてもタイミングが取りずらい投げ方しますね。
ストレートはキレがあって速い。しかも同じ軌道から低めに落ちるチェンジアップが打者には厄介。
メジャー軍団がてんてこ舞いやったなあ!ローテ入りして二桁お願いします!
キーワード解説
- 無安打無失点とは?:登板したピッチャーが相手チームの打者をヒットや四球で出塁させることなく、全て三振やアウトを取ったことを指します。
- チェンジアップとは?:ボールの回転を変えることで、打者にとって見分けが難しくなるように投球する変化球の一種です。通常の速球よりも遅いスピードで投げられます。
- スクリューとは?:ボールが回転することで、予想と違った軌道を描く変化球の一つで、打者にとって厄介な球種です。