DeNA・バウアー、オープン戦中止で思い出深い交流を実現
2025年3月16日、横浜スタジアムで行われる予定だったDeNA対楽天のオープン戦は、悪天候のため中止となりましたこれに伴い、DeNAのトレバー・バウアー投手(34歳)はブルペンで調整を行い、次の試合に向けた準備を整えました
バウアー選手は、来日後の初登板である9日のオリックス戦に先発し、3回2失点(自責点0)という成績を残しており、三浦監督は「前回よりももう少し投げられるようにする」と語りました
この日は特別な機会ともなり、公益財団法人「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」の企画を通じて、静岡・三島市出身の西山穣(みのる)くん(13歳)が横浜スタジアムを訪問しました
西山くんは心臓肥大や髄膜炎などの難病と闘っている子どもで、昨年からDeNAベイスターズのファンです
三浦監督は、西山くんと選手たちとの交流を大切にし、筒香選手や山崎選手、オースティン選手など主力選手たちに声をかけました
バウアー選手も練習後に西山くんと記念撮影やサインを行い、心温まる瞬間を共有しました
「遠くから来たんですか? 観戦は今日だけですか?」と温かい言葉をかけ、「次に投げるタイミングで君のことを思い浮かべながら投げるよ」と誓いました
西山くんは選手たちから激励を受けた感想を「ただ感謝の言葉しか思い浮かびません」と語り、感動の表情を浮かべていました
オープン戦まで2週間を切った中で、バウアー選手は心強い気持ちを持って次の試合に臨むことができるでしょう
今回のDeNAと楽天のオープン戦中止は、その日が悪天候による影響でしたが、トレバー・バウアー選手と西山穣くんとの交流が生まれたことで、チームにとって特別な日となりました。難病と闘う西山くんに対するバウアー選手の優しい言葉には、多くの人に感動を与えます。このような交流の重要性が再確認された一日でもありました。
ネットの反応
コメント欄には、DeNAのバウアー選手の行動に心を打たれたファンの声が多く寄せられました
ファンは、バウアー選手の表情や行動に触れ、「本当に少年を応援したい」と感じたコメントがありました
また、バウアー選手が難病と闘う子どもたちに元気や勇気を与える特別な機会として、こうした活動の重要性を訴える声もありました
特に、彼のファンサービスに対しては「簡単にはできることではない」とし、選手として勝つことにこだわる一方で、人間としての優しさがあると評価されています
さらに、他のファンからは「バウアーの笑顔が素敵」といった称賛や彼が持つ人間性に感謝するコメントも見られました
中には、バウアー選手の行動がメディアにどう捉えられ、誤解されているかを指摘する意見もあり、彼に対するポジティブな見方が強調されています
終始、バウアー選手の姿勢を称賛し、彼のファンとして誇りに思っている様子が伺えるコメントが多く見られ、ファンとの距離感が縮まる印象を受けました
ネットコメントを一部抜粋
こういう時のバウアーの表情ってとてもいいと思う。
難病と闘ってる子も元気と勇気をもらったやろうなあ。
バウアーいいやつやな。
バウアーのこのようなファンサービスはなかなか簡単には直ぐにできることではないと思います。
この優しそうなトレバー・バウアーの眼差し。これが全てを語っていると思う。
キーワード解説
- トレバー・バウアーとは?アメリカ出身のプロ野球選手で、主に投手として活躍。特に直球やスライダーを得意とし、メジャーリーグでも実績を持つ。
- メイク・ア・ウィッシュとは?難病の子どもたちが夢を叶える手助けをする団体。様々な企画を通じて、子どもたちに特別な体験を提供している。
- ブルペンとは?試合中の投手がウォームアップや調整を行う場所。先発投手とは別に、交代要員として待機する中継ぎ投手もここで準備をする。