特に、楽天・宗山塁内野手(22)とロッテ・西川史外野手(21)の2人は、期待以上の活躍を見せ、新人王候補としての地位を確立しつつある
宗山塁の勝負強さが光る
楽天ドラフト1位の宗山は、3月9日の西武戦までに主に2番打者として起用され、打率2割7分6厘を記録しているまた、得点圏での打率は驚くべき6割に達し、チャンスに強いバッターの姿を印象づけている
得点圏打率とは、塁にランナーがいる際の打率のことで、特に重要なのは大事な局面での打撃力だ
「遊撃手としての守備において、スローイングに改善点はあるものの、守備範囲や捕球能力はプロレベルで高い」と、スポーツ紙の記者も評価している
宗山は、今後のシーズンで遊撃手としてレギュラーに定着する可能性が高い
スター不在の楽天における新たな顔
日本大学時代に侍ジャパンのメンバーに選出された宗山は、「20年に一人の逸材」と称されている現在の楽天は、田中将大投手がチームを去り、スター選手が不足している状況だ
ゆえに、球団は宗山を特別扱いし、プロデュースグルメの販売を予定している
「宗山塁のこだわり鶏弁当」といった商品は、プロ野球選手としての彼の重要性を示唆している
西川史の身体能力と人気
続いて、ロッテの西川も注目すべき選手だ彼は3月9日のソフトバンク戦で、打率3割5分7厘を記録し、外野での守備でもその強肩を発揮している
この活躍により、球団から期待されている
西川の背番号は前監督で同じ青学大出身の井口資仁氏から引き継がれたものだ
更に、彼の登場時に使用される曲が話題を呼んでいる
西川は「SUPER EIGHT」というグループのファンで、登場曲に自らの好みを反映させている
奇数と偶数打席での曲の使い分けは新人選手としては異例で、球団の期待の高さを示している
女性人気も加わる
爽やかなルックスの宗山に加え、西川もそのファン層を拡大している特に、SUPER EIGHTのファンからの支持もあり、SNS上では「野球は詳しくないけれど応援しなければ」と多くのコメントが見られる
西川には、自身の「推し」が2019年に脱退した錦戸亮で、始球式での共演を期待する声も上がっている
楽天とロッテの新人選手たちがオープン戦で優れたパフォーマンスを示し、特に宗山塁選手と西川史選手はチームの顔として期待される。彼らの活躍が今後のシーズンにどのように影響するか注目が集まる。
キーワード解説
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