今季のオープン戦での成績はわずかに打率.077(28打数2安打)と低迷しており、9日からは5試合連続で無安打という深刻な状態です
この不調の原因について、17日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した解説陣が分析を行いました
打撃ゾーンの変化が影響か
解説者の佐伯貴弘氏は、西川選手の打撃スタイルについて説明しました彼が広島時代から強みを見せていたのは、ストライクゾーンの「3×3の9マス」(通常のストライク領域)で勝負することでした
しかし、今回のオープン戦では、調子が悪い時のように「5×5の25マス」(周辺のボール球も含めた広い範囲)で振り回してしまう傾向が観察されています
佐伯氏は、「西川選手の悪球打ちは、追い込まれた際に見られるものであり、あくまであの場面だけが強調されている」と指摘しました
彼によれば、現状では追い込まれる前から無理に外角球を狙っているため、打球がフェアグラウンドに飛ばなくなっているとのこと
「もう一度9マスにこだわる打撃をしてほしい」との助言を送りました
捕手の視点からの分析
また、谷繫元信氏も解説に参加し、捕手としての視点から西川選手の状態を語りました「25マスに広げてしまうということは、ボール球も振ってくれるということ
攻める側からすればいやらしい存在ではありますが、楽な部分も存在します」と説明しました
勝負所で嫌な球を打たせるためには、追い込まれるまで我慢することがカギであり、「技術は十分備っているので、打率も残せると思う」と期待を寄せました
西川龍馬選手の打撃が再び花開くことを期待したいところです
西川龍馬選手の打撃不振は、彼のプレースタイルに大きな影響を及ぼしています。特に、ゾーンを広げてしまうことによるミスが目立ちます。解説者たちの分析を受け止め、彼が本来の打撃に戻ることを期待したいです。技術を持つ選手だけに、復活を願います。
ネットの反応
オリックス・西川龍馬選手がオープン戦で打率0.077と低迷していることに対するコメントをまとめると、ファンからは様々な意見が寄せられています
多くのコメントは、西川選手の状況を憂慮するものであり、彼の才能についての期待を捨てていないようです
特に、広島時代からの問題が指摘されており、ファンは彼の復調を願いつつも不安を抱いている様子が伺えます
コメントの中には、「西川は過去に広島で強くなるためにしっかり練習していたが、オリックスではその状態が上がらない」との意見があります
これは、長期契約による緩みや衰えが原因ではないかと推測されています
また、「打撃復調の可能性を探るが、相手投手のレベルが上がっているため厳しい戦いになるだろう」という意見もあり、パリーグでの厳しい環境を指摘する声も見受けられます
一方で、彼を応援する声もあります
「ただ一つのきっかけで一気に開花して欲しい」「復活を願っています」といった期待の声もありますが、「若手の出場機会を奪う存在になってしまっている」といった辛辣な意見もあり、二軍に行くべきという意見すら存在します
全体として、西川選手の不調についてファンは複雑な心境を抱いており、期待と不安が入り混じっています
彼の今後の活躍に注目が集まっており、ファンは彼がかつてのようなプレーを取り戻すことを望んでいるようです
ネットコメントを一部抜粋
広島の西川はよ戻ってこい
もうそろそろ、上向きに成りそうな気がする
FA野手の森は離脱、西川は絶不調では打線はなんともならない
守れないし、走れないし打てないとなるととんだ不良債権だよね
各パ・リーグ球団の先発、中継ぎ、抑えと球速が150オーバー当たり前の投手陣
キーワード解説
- 打率とは? 選手の成績を示す指標で、打数に対する安打の割合を表します。
- ストライクゾーンとは? 打者が球を打つことができる領域のことです。主に投手側のボールを意識して構成される。
- 悪球打ちとは? 通常は狙っていないボール球を打つことを指し、状況によって必要とされる技術です。