捕手の坂倉将吾と石原貴規が共に故障し、今シーズンの開幕戦出場が絶望的となったため、チームは大打撃を受けている状況です
さらに、オープン戦ではマツダスタジアムでの2試合を含む連続3試合で完封負けが続いており、選手たちの士気も影響を受ける可能性があります
開幕カードの相手は、昨季の成績が12勝12敗1分で五分の戦績を収めた阪神です
ドラフト1位として期待されたルーキーの佐々木泰も故障に見舞われ、開幕一軍入りが難しい状況となっており、カープは逆境に立たされています
今後のオーダーに注目が集まる中、オープン戦の結果や昨シーズンの対戦成績を参考に、開幕戦に臨む準備が進められています
開幕投手は森下暢仁が務める予定で、彼とバッテリーを組むのは會澤翼が有力視されています
昨季、森下が先発出場した23試合中22試合で會澤がキャッチャーとしてスタメンに立っていたため、坂倉が出場できる状態となっていても會澤が選ばれる可能性が高いです
内外野に目を向けると、センターの秋山翔吾とショートの矢野雅哉は既にスタメン入りが保たれるでしょう
打順はおそらくこの2人の1、2番コンビが有力です
阪神の開幕投手に指名されている村上頌樹に対して、昨季の対戦成績で秋山は.417と好成績を残していますが、一昨年は全く打てなかったことから、相性的には波のあるデータが見て取れます
ファーストにはオープン戦で絶好調のモンテロが入りそうです
昨季は開幕4番に選ばれた堂林翔太も高打率を記録しており、候補として名前を挙げられていますが、村上との対戦成績が芳しくないため、モンテロの可能性が高まりそうです
サードに関しては小園海斗がほぼ確定する見込みです
村上に対しては昨季の成績がよくありませんが、一昨年は良い結果を残しており、打順次第ではチームに貴重な貢献が期待できます
さらに、他の選手では林晃汰がオープン戦で連発の活躍を示しており、この調子が続けば登場機会が増えるかもしれません
その場合、小園をセカンドに回す可能性や、矢野の代わりに小園をショートで起用するオプションが考えられます
このように多くの選手が懸命にアピールを続けており、開幕に向けたチームの動きが注目されています
広島東洋カープは多くの選手が故障に見舞われるという厳しい状況で開幕を迎えます。非常に大きな逆境でありながらも、若手選手たちがアピールを続けている点に希望が見えます。彼らがどれだけチームに貢献できるか、今後の試合に注目したいところです。
キーワード解説
- キャッチャーとは?捕手とも呼ばれるポジションで、ピッチャーが投げたボールを受ける役目を担う選手です。ゲームの中で戦術を指示する重要な役割を果たします。
- オープン戦とは?公式戦が始まる前に行われる試合で、チームの戦力や選手状態を見極めるための大切な期間です。
- ドラフトとは?新たな選手をチームが指名するための制度で、各球団が大学や高校、社会人チームから選手を獲得する手続きです。
- 完封負けとは?試合で相手チームに得点を許さず、自チームが点を取れずに敗北することを指し、攻撃力が不足していることが示されるケースです。