このルールでは、延長10回からスタート時に無死二塁の状況となり、攻撃側にとっては得点のチャンスが広がる
試合は延長10回に突入
阪神の投手、岩貞が延長を無失点に抑えた後、阪神は10回裏に無死二塁の状況で井坪陽生外野手(20)に送りバントを指示
これにより、さらにチャンスを広げ、最終的には三ゴロの悪送球が重なりサヨナラ勝ちを決定づけた
また、この試合では国指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」により手術を受けた湯浅も出場
彼は1点を失うも、自責点は0
最速153キロの直球を記録し、復帰への道を順調に進んでいることを印象づけた
試合後の平田勝男2軍監督(65)は、このタイブレーク方式についての意見を述べた
監督は、後攻で得点チャンスが与えられることに対し「有利な面がある」と指摘し、選手育成の観点からも「井坪には、こういったプレッシャーがある場面での経験が非常に重要」と語った
平田監督は投手陣についても触れ、特に湯浅の制球力に課題があることを認めながら、これからの成長に期待を寄せた
「球の質やコントロールを高めることが重要」と語り、選手に対する成長を促す姿勢を示した
今回の阪神2軍の試合は新ルールの初試合として重要な意味を持ち、選手たちがどのようにプレッシャーに対処するかが試されました。タイブレークの導入で、若手選手の成長が期待されます。特に井坪選手のバント指示は、実戦経験として大きな糧になるでしょう。
キーワード解説
- タイブレークとは?
- サヨナラ勝ちとは?
- 自責点とは?
- コントロールとは?