川瀬晃、オープン戦で適時三塁打を放ち不安を払拭

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◆オープン戦・ソフトバンク5-0中日(18日、みずほペイペイドーム) 福岡ソフトバンクホークスの川瀬晃内野手が、オープン戦で復調を見せ、不安を払拭する一打を放った

川瀬は「9番遊撃」でスタメン出場し、第7回での左中間を破る適時三塁打が彼の4試合ぶりの安打となった

前日の17日、川瀬は自宅で自身の昨季の安打集を見返しながら、打撃スタイルやタイミングを振り返った

「昨年の打撃スタイル、間の取り方を再確認しました

今は少し焦っていると感じました」

春季キャンプ初期に右膝を負傷した影響もあり、大きな出遅れを経験したが、13日の巨人戦でいきなり右翼越えの本塁打を放つなど、復帰後の意気込みを示した

川瀬は、出遅れた状況にもかかわらず、自らのプレーを強くアピールしたいという気持ちから空回りした部分を認めている

「キャンプの時からアピールをうまくできなかったのは事実

体が開いてしまったり、力が入りすぎてしまった」と反省の言葉を述べた

オープン戦の18日には、意識的に逆方向への意識を持ちつつ練習に臨み、実際に左中間へ三塁打を放つという結果を残した

さらに、1打席目には1死一塁の場面でセーフティーバントを決め、自身のプレースタイルを取り戻しつつある様子を見せた

「打席でも落ち着いてできた」と話す川瀬の表情には以前のモヤモヤ感が取り除かれていた

昨季は自己最多の105試合に出場した川瀬だが、今季に対する期待も非常に高い

川瀬は「今日の感じやモチベーション、見え方を忘れずにいたい」と語っており、開幕まで残り4試合の中でさらなる成長を誓った

川瀬選手の復調は、今シーズンにおけるソフトバンクの戦力にとって非常に重要です。彼の適時三塁打を含む活躍は、チームにとって自信の要素となるでしょう。ただし、今後も焦らず自分のスタイルを貫くことが求められます。
キーワード解説

  • オープン戦とは?オープン戦は、プロ野球の公式戦が始まる前に行われる試合で、選手の調整やチームの戦力確認を目的としています。
  • セーフティーバントとは?セーフティーバントは、打者がバントを行って一塁に安全に出塁するための戦術です。守備側は打球を処理するタイムが短いため、成功率が上がります。
  • 逆方向とは?逆方向とは、バッターが利き手の反対側に打つことを指します。これにより守備をかいくぐることができ、ヒットに繋がる可能性が高まります。
  • タイミングとは?タイミングは、打者がボールを打つ際の体の動きやスイングのタイミングを指し、しっかりとしたタイミングが良い打撃を生み出します。

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