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ソフトバンク・前田純投手、オープン戦での好投で開幕ローテーション入りを確実に

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ソフトバンクの前田純投手(24)が19日、中日とのオープン戦(みずほペイペイ)に先発出場し、6回を投げて2失点という安定感のあるピッチングを見せた

この結果、彼は開幕ローテーションの6枠に確実に入ることが期待されている

先発ローテーションは、投手陣が一定の間隔で試合に出場するための重要な役割を持つもので、通常5〜6人の先発投手が選ばれる

すでに4枠が決まっており、前田はその4枠に続くもう一つの枠を手に入れるため、この試合が「最終試験」と位置付けられていた

試合は前田投手にとって波乱含みの展開となったが、初回を無失点で切り抜けたものの、2回には木下選手にチェンジアップを打たれ、先制点を許す形となった

また、4回は味方のエラーが響き、一死二、三塁のピンチを迎えたが、前田は木下選手を内角の真っすぐで打ち取るなどし、難局を乗り越えた

最終的には6回95球で6安打2失点、奪三振は1つにとどまったが、彼の強みである打たせて取るピッチングが光る内容だった

試合後、前田は「強さのある真っすぐではなかったが、制球力が安定していた

悪い中でもまとめられた」と手応えを示した

倉野投手コーチは、前田投手の調子が悪い中での投球を評価し、「あれだけのピッチングができたことは収穫だ」と述べ、また小久保監督も「悪くても試合を作れたのは評価できますね」と称賛の言葉を送った

監督は前田のローテーション入りについても「どこかには入ります」と明言した

オープン戦で15イニングを投げ、自責点はわずか1という好成績を収めた前田純は、自らの力でついに6枠目の先発投手を勝ち取る形となった

前田純投手のオープン戦での活躍は、彼の成長を示す重要なポイントです。特に、悪状況でも試合をまとめられる能力は今後のシーズンにおいて大きな強みとなるでしょう。指導者陣が彼に寄せる期待も大きく、今後の活躍にますます目が離せません。
キーワード解説

  • 先発ローテーションとは? - 投手陣が一定の間隔で出場するために組まれる投手の配置です。
  • チェンジアップとは? - 投球時に落ちる球で、打者のタイミングを崩すためによく使われる投球です。
  • 制球力とは? - 球が狙った場所に正確に投げられる能力を指します。

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