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沖縄尚学の三塁ベースコーチ田中彪斗、初戦突破に貢献

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◆選抜高校野球大会・1回戦 沖縄尚学6―3青森山田(19日、甲子園) 沖縄尚学の田中彪斗(3年)が三塁ベースコーチとしてチームの初戦突破に重要な役割を果たした

田中選手の父、田中秀太内野守備走塁コーチは、阪神タイガースで活躍した選手であり、彼もまた甲子園のフィールドでのプレーを経験している

田中彪斗選手は「ワクワクしました

ここでお父さんもやってるんだなあと思いました」と過去の父との関係を振り返った

父の田中秀太氏は、高校時代に熊本工でプレーし、1994年の選抜大会では姫路工に初戦で敗れたが、選抜大会通算1万得点を達成するホームを踏んだ選手である

田中彪斗選手は、父が果たせなかった選抜の勝利を三塁ベースコーチとして演出した

彼は3回の先制点や5回のビッグイニングにおいて、的確な指示を出し、チームメートを鼓舞するために大きな身振りや声かけを行った

「父からは『今日は遠征で応援に行けないけど、勝ったら次は行けるから』と言われていました」と語る田中彪斗選手は、待望の勝利をチームにもたらすことができた

彼は、甲子園に出る高校に進みたいという強い思いから沖縄尚学を選び、兵庫県内の実家から遠く離れた寮生活を送っている

守備位置は父と同じ遊撃手であり、試合で父と同じ場所に立ちたい気持ちを持ちながらも、次に控える横浜との2回戦のために与えられた仕事を果たす決意を示している

沖縄尚学の田中彪斗選手が三塁ベースコーチとして初戦勝利に貢献したことは、家族の絆と父の影響を強く感じさせるエピソードです。父である田中秀太コーチの言葉を胸に、若い選手が甲子園という舞台で活躍する姿は、今後の成長を期待させます。
キーワード解説

  • 三塁ベースコーチとは? 野球において、三塁ベースコーチは攻撃時に選手が三塁に到達した際に指示を出す役割を担っています。選手の走塁をサポートし、ホームへの進塁を促進することが求められます。
  • 甲子園とは? 甲子園は日本で最も有名な高校野球の大会で、全国から選ばれた強豪校が競い合う場です。毎年夏と春に行われ、数多くの選手やファンにとって夢の舞台です。
  • 選抜高校野球大会とは? 選抜高校野球大会は、春に開催される高校野球の全国大会の一つで、1年の中で最も権威のある大会の一つとされています。各都道府県から選出された高校が参加し、優勝を目指します。

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