この試合は3月20日に行われ、西日本短大付は38年ぶりのセンバツ出場において、初勝利を収めました
特に注目されたのは、先発投手の中野琉碧(3年)の完封劇です
決定的な打撃
試合の開始から相手を圧倒した西日本短大付は、4回に先制点を挙げます先頭打者がヒットで出塁し、その後続く打者がチャンスを広げました
3番の斉藤大将外野手(3年)の中前打により1点を先制し、その後4番の佐藤仁内野手(3年)が適時二塁打を放ち、さらにリードを広げます
この回に3点を追加した後、5回にはさらに2点を加え、7回には斉藤が大会1号となるランニングホームランを放ちました
斉藤は、その打球の伸びに驚きを隠せず、「外野手の動きが悪かったのと、ランナーコーチャーが回していたので本塁を狙った」と語っています
中野琉碧の投球
投手の中野は、昨年の夏の甲子園を経験した右腕です彼は大垣日大の強力打線に対し、9回を投げて無失点に抑える快投を披露しました
8安打を浴びながらも、制球力と変化球を駆使してピンチを切り抜け、118球で完封勝利を収めました
このパフォーマンスは、彼のさらなる成長を示すものであり、選抜舞台での好結果に繋がりました
大垣日大の苦闘
一方の大垣日大は、プロ注目の4番打者である西河遥人捕手(3年)が無安打に抑えられ、打線が機能しないまま試合が進みました結果として、2大会連続の初戦敗退という厳しい結果となりました
彼らの今後の奮起が期待されます
今回の西日本短大付の勝利は、若い選手たちにとって大きな自信となるでしょう。特に中野投手の完封劇はチームの士気を大いに高めます。甲子園の舞台で勝つことは、選手たちのキャリアにおいて重要な瞬間です。おそらく次の試合でもさらなる活躍が期待されます。
キーワード解説
- 完封勝利とは?:投手が試合中に相手チームに得点を許さず、自らのチームが勝利することを意味します。
- ランニングホームランとは?:打った選手が一周してホームプレートに生還するまで、全てのベースを触りながら走りきるホームランのことです。