巨人、今オフも積極的補強を展開もオープン戦で課題浮上

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昨シーズン、4年ぶりにセ・リーグを制した東京読売巨人軍は、2025年シーズンに向けてさらなる強化を目指し、甲斐拓也捕手やライデル・マルティネス投手といった新戦力を迎え入れています

リーグ連覇を見据えた補強に力を入れる一方で、オープン戦では投打においていくつかの課題が浮かび上がっています

先発投手陣に見える不安

先発ローテーションの候補である井上温大投手(前橋商)は、オープン戦期間中の結果が振るわず、特に11日のソフトバンク戦では4回3失点、続く18日の日本ハム戦でも80球を投げるなど効率の悪さが目立ちました

監督の阿部慎之助もその投球内容に苦言を呈しています

また、昨年2桁勝利を挙げた山崎伊織投手(明石商)も不調であり、19日の日本ハム戦では4回92球で5失点と、本来のパフォーマンスを発揮できていません

これらの投手は、エース戸郷翔征投手(聖心ウルスラ)やフォスター・グリフィン投手に続く重要な戦力とされていましたが、現在は不安要素が残ります

新加入の石川達也投手(横浜)や田中将大投手(駒大苫小牧)など、新たな選手の台頭も期待されていますが、未知数な部分が多く、開幕前にチーム全体としての安定感をいかに確保するかが課題となるでしょう

外野手のレギュラー争い

また、野手陣では内野の強化が図られているものの外野手のレギュラー争いに懸念が寄せられています

特に丸佳浩外野手(千葉経大付)は、年齢を重ねる中で守備が衰える傾向にあり、36歳を迎える今年において、その負担が懸念されます

キャンプ直後には「丸センター構想」が浮上しましたが、外野を守る新助っ人たちの怪我もあり、丸がその役割を担う可能性も高いです

オコエ瑠偉外野手(関東第一)はオープン戦で8安打を放ち、打率.444という好成績を残しているため、レギュラーとしての起用が期待されています

若手選手たちも充実しており、浅野翔吾外野手(高松商)や萩尾匡也外野手(文徳)らの成長にも目が離せません

巨人は今シーズンの補強に力を入れていますが、オープン戦では先発投手陣に課題が見られる他、外野手のレギュラー争いも不透明です。選手たちが調子を整え、開幕に向けて準備を進める中で、どのような戦力が見えるか注目です。
ネットの反応

巨人に関するコメントは、ファンたちの期待と不安が交錯している様子がうかがえます

まず、打線の機能についての指摘が多く、「巨人打線が機能しないとリーグ連覇は難しい」といった意見が寄せられています

具体的には、得点圏での打撃に対する懸念が強く、選手たちがプレッシャーの中で打つことができるかどうかが問われています

また、打順についての意見もあり、ラインナップに関する真剣な議論が交わされています

次に、若手選手に対する期待と懸念も見られます

「期待の若手選手が開花する兆しが見えない」とのコメントがあり、特に浅野選手に対して「打てる気がしない」といった意見がありました

しかし、彼らには頑張ってほしいとの思いも込められており、ファンの望みは今後の成長に向けられています

さらに、投手陣に関する不安も指摘されています

「先発陣が不安で調子がイマイチ」という声があり、特に大勢選手への期待と疑問が入り交じっています

他のチームとの比較もされており、巨人が強化したにも関わらず、他チームの進化に対する皮肉も見受けられます

このように、補強があったにもかかわらず、昨年の問題点が解決できていないと感じるファンが多いようです

総じて、コメントからは巨人ファンの複雑な心情が浮き彫りになっています

大型補強があったとしても、打線の貧打や若手選手の成長、そして投手陣の安定性に対する懸念が解消されない限り、リーグ連覇を達成するのは困難であるとの意見が広がっています

ネットコメントを一部抜粋

  • まぁ巨人打線機能していかないとね 得点圏しっかり打たないとね
  • ライト丸、センターオコエ、レフト外人でいいのでは?
  • しかし、頑張ってほしい選手No.間違いない!!
  • 大した課題露呈してないと思うが。
  • 補強はしたが補強した選手が戦力になっていない+去年良かった投手陣が崩れつつある。
キーワード解説

  • 先発ローテーションとは?先発ローテーションは、プロ野球における投手の先発出場の順番を決めるシステムで、毎試合の先発投手を調整し、チーム全体のパフォーマンスを最大限に引き出すために重要です。
  • エースとは?エースはチームの中で最も実力のある投手のことを指し、主に重要な試合で先発を任され、勝利を収める責任を担います。
  • 打率とは?打率は、選手が打席に立った回数に対するヒットの割合を示す指標で、選手の打撃力を表す重要な数字です。

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