ソフトバンクの大山凌投手、開幕1軍入りへ強い意欲を見せる

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◆ソフトバンク全体練習(20日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクホークスの大山凌投手(22)が、初の開幕1軍入りに向け意欲を燃やしている

投手としての自覚とともに、激しい競争を意識しつつも、自分の実力を最大限に引き出すことが目標だ

「自分の中で(開幕1軍を)すごい意識して投げている

1試合でも落とせないし、1点でも取られたらもう無理だと思って」と、切実な思いを語る大山

開幕1軍入りを目指す中で、救援陣の選考は激化しており、オスナ、ヘルナンデス、松本裕樹らがすでに内定しているという

昨年同様、ブルペンメンバーは9人に設定され、残りの枠は3つ

一方、左腕不足から松本晴がオープン戦で救援に回り、存在感をアピールしている

大山は同じ右腕として、又吉克樹、津森宥紀、岩井俊介との直接対決に臨む

「相手が相手なんで」と、冷静にライバルを捉えながらも、その存在が自身を奮い立たせる要因と語る大山

彼は昨シーズン終盤に厳しい状況を経験しており、「去年の僕は終盤になるにつれてどんどん状態が下がって、結果も悪くなっていった

この悔しさから、絶対に開幕を逃したくはない」と今年の目標を強く掲げている

昨シーズン、プロ1年目で大山は6月にプロ初昇格を果たし、18試合に登板したが、9月には7試合に登板し、防御率9.00という苦い結果でシーズンを終えた

今年のオープン戦での成績は3試合に登板し、5回無失点という好成績を残しており、コーチ陣からも高い評価を受けている

倉野信次投手コーチも「いい評価はしてます」とコメントしており、その期待が開幕1軍入りの後押しとなる可能性は十分ある

それでも、大山は「相当頑張らないと厳しいのかな、と」と謙虚に語り、開幕戦を迎えるまでの闘志を絶やすことはない

大山投手の意気込みは素晴らしいものです。昨年の悔しさをバネにして、仲間との競争を楽しんでいるようです。開幕1軍に向けた意欲や姿勢が、多くのファンに期待感を抱かせます。競争の中で成長する姿勢は、彼自身、チームにとっても大いにプラスになるでしょう。
キーワード解説

  • 開幕1軍とは?プロ野球のシーズンが始まる際に、各チームが選ぶ1軍メンバーのこと。
  • 救援陣とは?主に試合終盤に登板し、試合の流れを守るために出てくる投手たちのこと。
  • 防御率とは?投手が与えた失点の少なさを示す指標で、数字が低いほど優れた投手とされる。

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