初回から猛烈な勢いをみせた広島商が、10―2で快勝を収め、初戦を突破した
試合の流れ
この試合は、広島商の主将である1番・西村(3年)が中前打で出塁その後、2番・小田(3年)の投犠打に対し、相手一塁手が落球した
続いて3番・三田(2年)が送った後、4番・名越(2年)の二ゴロ失策で先制
さらに5番・藤田(3年)が捕前スクイズを決め、初回に早くも2点を奪った
ミスをついた確実な得点
3回には1死満塁の場面から9番・中本(2年)の中前打で1点を追加、さらに押し出し四球で追加点4回には2死満塁から中堅手の落球を利用し、走者3人が全員還り、7―1とリードを広げることに成功した
相手の11四死球のチャンスを生かし、着実に得点を重ねる姿が目立った
集中力を保つ熟練した対応
試合の途中、グラウンド整備中の休憩時間には、広島商の選手全員が黙想を行い、集中力を切らすことなく試合の流れを維持したこのような精神的集中が、結果として彼らの勝利を後押しした
今後の対戦予定
これにより、広島商は2回戦で東洋大姫路(兵庫)との対戦が決定した昨回出場した第94回大会では、部内での新型コロナウイルス感染拡大の影響で辞退を余儀なくされたが、今回は勢いをもって勝利を目指す
広島商が秋の強豪に挑んで見事な初勝利を収めた。若い選手たちが冷静に試合を進め、チーム全体の連携が光っていた。横浜清陵も初出場でのプレッシャーがあった中、これからの成長に期待したい。
キーワード解説
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