試合は初回から動き出した
先頭打者の西村銀士二塁手(3年)が中前安打を放ち、その後の小田健登三塁手(3年)の犠打が相手のエラーを誘い、一、二塁のチャンスを作る
続く三田桂慎中堅手(2年)の犠打によって、1死二、三塁の状況を築いた
この後、4番の名越貴徳左翼手(2年)の打球が二塁手に悪送球を誘い、先制点を得る
さらに、5番の藤田涼平一塁手(3年)が決めたセーフティスクイズにより、追加点を得た
初回の段階で、3つの犠打を含む2点を挙げるという、「小技を絡めた広商野球」の伝統を示す形となった
試合はその後も続き、4回には3点を奪い、最終的に11安打で10得点とし、横浜清陵を突き放した
次戦では 東洋大姫路(兵庫)と対戦する予定で、広島商の勢いは続くのか注目が集まる
広島商が見事なプレイで初戦を勝利したことは、伝統的な野球スタイルを証明しています。特に小技を駆使した攻撃は、今後の試合でも注目すべき戦略です。次戦も期待が高まります。
キーワード解説
- センバツとは?春の高校野球選手権大会を指し、日本全国から選ばれた高校チームが甲子園で対戦する。
- 犠打とは?走者を進めるためにバッターが故意に打球を飛ばすことを指し、走者を次の塁へ進める戦術。
- セーフティスクイズとは?バッターがバントを試み、走者がホームへ突入するプレイ。成功すれば得点につながる。