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広島商が横浜清陵を圧倒し初戦勝利、応援団の想いも感じられる試合に

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◇第97回選抜高校野球大会第4日 1回戦 横浜清陵(神奈川) 2―10 広島商(広島)2025年3月21日、甲子園にて行われた第97回選抜高校野球大会の初戦で、21世紀枠で初出場を果たした横浜清陵(神奈川)が、経験豊富な広島商(広島)に2―10で敗れ、早々と大会から姿を消した

横浜清陵の応援団は総勢1180人を数え、その中にはダンス部31人と吹奏楽部59人が含まれていた

特に吹奏楽部の中には、同校の職員の知人を通じて参加した姫路市立白鷺小・中学校の生徒26人もおり、地域全体での応援ムードが生まれていた

応援団は、試合前日に横浜を出発し、バス9台で甲子園に向かった

ユニフォームと同じライトブルーに彩られたアルプススタンドは、清陵高校を象徴するものだった

試合中には、初回にオレンジ色に染まる場面もあり、これは1月に亡くなった佐相眞澄・前相模原高監督に対する哀悼の意を表すものであった

佐相氏は、多くの選手を全国大会へ導いた名指導者であり、相模原高の応援カラーであるオレンジで尊敬の念が表現された

横浜清陵は、県立高の再編統合により2004年に設立された新しい教育機関である

しかし、昨秋の県大会では、公立校唯一の8強入りを果たし、その選手主体の「自治」重視の取り組みも評価され、21世紀枠での初出場を決定付けた

神奈川の公立校による甲子園出場は1997年春の横浜商以来28年ぶり、また県立校としては54年春の湘南以来71年ぶりと、歴史的な瞬間でもあった

今回の試合は横浜清陵にとっては初めての甲子園での経験となり、結果は残念でしたが、応援団の情熱や地域との繋がりが強く感じられる内容でした。特に、故監督に対する哀悼の意を表現した応援は、スポーツの素晴らしさを思い起こさせました。今後の横浜清陵の成長にも期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 21世紀枠とは?学校の教育活動や地域貢献が評価され、全国大会に出場する権利が与えられる枠のこと。
  • 応援団とは?学校やチームを応援するためのグループで、衣装や楽器を使って盛り上げる組織のこと。
  • 公立校とは?地方自治体が設立・運営する学校で、授業料が無料または低価格で提供される教育機関のこと。
  • 自治とは?自分たちで自分たちの必要を判断し、意見を持って行動することを指す。

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